「縮毛矯正の値段はどれくらい」安い?高い?値段のカラクリを知って美容院を選ぼう!
2024/04/16
ENORE総合トップ>縮毛矯正>「縮毛矯正の値段はどれくらい」安い?高い?値段のカラクリを知って美容院を選ぼう!
こんにちは。髪質改善と弱酸性縮毛矯正が得意な美容院ENORE(エノア)です。
エノアでも一番人気のメニュー「縮毛矯正」
1回かけてしまうと毎日乾かすだけで、サラサラストレートになってやめられないですよね!
それにしても、、縮毛矯正って他のメニューに比べて「高くない?」
そう感じている方も多いのではないでしょうか?でも高いと言って安い美容院でやって失敗しても嫌だし、、でも定期的にしたいから高いとお財布の負担が大きいし、、。そこで今回は
「縮毛矯正の平均のお値段」
「なんで縮毛矯正は高いのか?」
「高い縮毛矯正ほど良いのか?」
「メンズの縮毛矯正・学生さんの縮毛矯正・ロング料金について」
などについてもお話ししていきます!お値段のカラクリを知っておくと、美容院選びの参考にもなります。もっと詳しい内容が知りたい方は各所に詳細記事のリンクを貼っておきましたので、是非ご活用くださいね!
以前は全国平均1万1000円前後くらいでしたが、最近は材料費の値段高騰などの影響からか「約1万2000円〜1万3000円」くらいのお値段が一般的です。ただ地域やエリア・美容院ごとに値段は大きく変わってきます。5000円近い激安なお店から3万円くらいの高いお店まで、ピンからキリまでありますので自分のお財布事情や求めるクオリティと相談しながらお店選びをしてあげましょう。
「どこの美容院も縮毛矯正って他のメニューよりも高いのはなんで?」そう思っている方!それには主に3つの理由があります。
縮毛矯正はとっても施術時間が長いです。人によって変わってきますが、約3時間ほど時間がかかります。その間席が空かず他のお客さんの予約を取れないのでどうしても値段が高くなってしまいます。
縮毛矯正は施術工程も多いですし、アイロンを当てる時間は数十分1人のお客様に付きっきりになります。他のメニューは少し手の空く時間に他のお客様の対応や休憩などの時間が結構取れますが、縮毛矯正はそう言った時間があまり取れないのも値段が高くなる理由の1つです。
縮毛矯正は美容院メニューの中でもトップを争うほど難しい技術です。カラーなどとは違って塗っている途中で手直しも難しいので、実際にアシスタントもしっかりと技術を持っている子にしかヘルプをお願い出来ません。美容院の中でも試験に受かり経験を積んだ、選ばれた人しか施術できないという事で技術料が高くなるんですね。(美容院によって施術に入れるようになるレベルは違ってきますが)
縮毛矯正の値段が高めと言っても美容院によって大きく金額に差がありますよね、、。それってなんででしょうか?
美容院ごとに「とにかく低価格重視が売りのお店」「サービスも価格もバランスよく設定しているお店」「とにかくクオリティにこだわる高価格帯のお店」など様々。それによって値段は大きく変わってきます。
縮毛矯正に使用している薬剤は美容院によって違います。そして薬剤もパソコンや携帯のように
・新しく、機能性の高い(髪に優しい成分を使用しているなど)薬剤は「高い」
・古く、あまり機能性には拘らず安価な成分を使用している薬剤ほど「安い」
傾向があります。しかもその薬剤の値段は物凄く差があります。同じ分量だけ仕入れたとしても5000円以上値段に差が出る事も、、。なので使用している薬剤で値段はかなり左右されてきます。
縮毛矯正は美容師さん次第で仕上がりは大きく変わります。なので美容師さんの技術や知識、経験値などをどれくらい重視しているお店なのかどうかで値段は変わってきます。安価なお店になってくるほど、美容師さんの実力をあまり大切にしていないとも正直言えます。なので一定のクオリティ以上を求めるのならせめて「1万円以上」はする美容院でお願いした方が安心かなと思います。
※ただ高い値段設定のお店で高い技術や知識の指導をしていても、無責任な美容師がいて他のスタッフも手を焼いている場合もありますのでご注意ください。
ロング料金がある場合、髪が長い方はお値段が少し高くなる場合があります。美容院ごとにロング料金があるかどうかは変わってくるので予約前に確認しておくのもおすすめです。
賃料の影響で美容院がある場所やエリアによって値段は変わってきます。特に東京など元々土地代の高いエリアはお値段も高くなっていることが多いです。
縮毛矯正は高ければ高いほど良いとは言い切れませんが値段は「美容師さん(美容院)がどれだけ縮毛矯正に価値を出そうと努力しているか」のバロメーターになります。
安い価格だとその分お客様をこなさないとお店の売り上げが上がらないので、技術が疎かになりやすかったり使用している薬剤が安く髪への負担が大きい物である事が多いです。逆に値段が高い場合、それに見合った技術や知識を美容師さんが習得したり、薬剤にこだわっている事が多く、薬剤代が高くどうしても値段が上がってしまう事情などが考えられます。安くても縮毛矯正が上手い美容師さんもたまにいますし、高くても縮毛矯正の経験が少なく縮毛矯正が苦手な美容師さんもいます。
なので一概には言えませんが、値段はその美容院が縮毛矯正技術にどれだけ価値を出そうとしているかの1つの見分ける方法です。ただ値段だけで美容院選びをするのは難しいので「どんな縮毛矯正をしているのか」「何が得意な美容院なのか」「縮毛矯正の実績はどれくらいなのか」値段以外もしっかりとリサーチして美容院選びをしていきましょう。
【美容師直伝】「東京で縮毛矯正が上手い美容室を見つける!」8つのポイント
メンズが縮毛矯正をする場合も、女性の縮毛矯正と値段が一緒な美容院がほとんどです。ただメンズの場合、部分縮毛矯正で済む事もあり女性と比べると値段が抑えられる事が多いです。
ちなみに部分縮毛矯正のお値段は全国的にみると平均5000〜8000円くらいです。縮毛矯正の伸び具合は、メンズのように髪の短いヘアスタイルのフォルムやスタイリングのしやすさに大きな影響が出てきます。自分は「全体縮毛矯正がいいのか?」「部分縮毛矯正がいいのか?」もしっかりと美容師さんと話して決めていきましょう!
※部分縮毛矯正と言っても、前髪だけか顔まわりかなど縮毛矯正をかける範囲で値段が変わってきますので、美容師さんに確認して見ましょう。
縮毛矯正も「薬剤をたくさん使う」「施術時間が長くなる」などの理由からロング料金を設定している美容院もあります。ロング料金がある場合、大体2000円〜3000円ほど追加料金がかかるかなといった感じです。ただ追加料金の値段は美容院によって違いますし、ロング料金が無い美容院もありますので気になる方はお店に確認してみましょう。
学生さんの場合は、学割があるサロンさんもあるので美容院によっては基本のお値段よりもお得に縮毛矯正をかけられる場合があります。(割引率は美容院によって変わってきますのでご確認ください)ただ注意して欲しいのが「とにかく安さで美容院を選ばない事」安すぎる場合、安価で髪にダメージが大きい薬剤を使っていたり、美容師さんが施術に時間をかけることが出来なくて失敗するリスクがどうしても高くなってしまいます。失敗してしまうと直すのが大変ですし、髪を切らないといけなくなる事も。まずは値段よりも「どんな縮毛矯正をしているのか?」「縮毛矯正の施術数が多い美容院か?」しっかりリサーチして慎重にお店選びをするようにしましょう。
縮毛矯正をしっかりかけた部分は半永久的にストレートの状態を保ちますが、根元からはくせ毛が生えてきますので時間が経つと気になってしまいます。なので平均的には「3ヶ月〜6ヶ月」くらいで掛け直す方が多いです。もし縮毛矯正して数日なのに、くせ毛のうねりが出てくる場合は、しっかり縮毛矯正がかかっていない可能性がありますので縮毛矯正をかけてくれた美容師さんにすぐに相談してください。また時間が経つにつれて毛先がうねったり広がったりしてくる場合はダメージである可能性が高いです。お家でのヘアケアを見直したり、今後はダメージレスな縮毛矯正をかける様にするのがおすすめですよ。
『自然な仕上がり』で『髪に優しい』人気の弱酸性縮毛矯正を徹底解説!
【縮毛矯正したサラサラ髪を保つ】誰でも出来るヘアケアのやり方講座!
縮毛矯正の頻度はクセの強さ、ヘアスタイルなど人によって大きく変わってきますので自分の髪に合った頻度を美容師さんと話し合って決め、計画的にかけていく様にしましょう。ただ短い期間で何度も縮毛矯正してしまうと髪が大きなダメージを与えてしまいます。どんなにクセが強い方でも「3ヶ月以上」は期間を空けて縮毛矯正をしてあげるのが安心です!
【髪型とクセの強さ別】持ちを良くする縮毛矯正をかける期間と頻度
縮毛矯正をする事で直毛が生える様になるわけではありませんので、ストレート状態を維持し続けたい場合は縮毛矯正を続ける必要があります。とは言っても縮毛矯正を卒業したい方もいると思いますので、そういった方は美容師さんに相談しましょう。そして今後の方針を決めた後は、定期的に美容院に通っていただき髪の状態を見ながらホームケアやスタイリングの仕方、ヘアスタイルをどういう風にしていくかなど対処していくとくせ毛ストレスを緩和しながら縮毛矯正を卒業できると思います。
『縮毛矯正するべきか?』迷っているあなたへ美容師が伝えたい事
いかがでしたでしょうか?
縮毛矯正は、どこの美容院も高めのお値段設定になっていますが使用している薬剤や美容院の個性ごとに値段は変わってきます。もちろん安いのがダメ。高いのがダメ。という訳ではありません。美容院選びで一番大切なのは「自分の価値観に合った美容院で縮毛矯正をする」事です。
とにかく安く済ませたい。仕上がりはあまり気にしないタイプの方は
→「1万円しない定価格帯の美容院」
仕上がりやサービス、値段も出来れば手頃だと嬉しい欲張りさんは
→「平均的な1万2000円〜1万3000円くらいの中価格帯の美容院」
値段は気にしてない!それより髪を綺麗にしたい!美しさを追求したいクォリティ重視の方は
→「1万5000円以上の高価格帯の美容院」
などおすすめの美容院は変わってきます。縮毛矯正の美容院選びで大切なのは値段だけではありません。値段は1つの判断基準。一番大切なのは「自分は何を一番重視するのか?」「縮毛矯正をしてどうなりたいのか?」です。是非このことを踏まえながら自分に合った美容院を探してもらえると嬉しいです!最後までご覧いただきありがとうございました。この記事が皆さんのお悩みを解決するきっかけになりますように!
私のお仕事はお客様がご来店していない時でも「髪のお悩みを解決し大切な髪をより魅力的に輝くためのお手伝い」をさせていただく事です。ENOREの美容師としての知識・経験を踏まえながらブログの執筆・動画や画像の作成など様々なツールを通して皆さんの心に寄り添える美容師を目指し奮闘中です!もし何かありましたらENOREの公式LINEからご相談くださいね!
391594
337069
333327
253811
243383
2013
1078
869
55710
636
1078
869
55710
636
616
安い縮毛矯正だと美容師さんが下手?
縮毛矯正の値段が安いからと言って「縮毛矯正が下手な美容師さんしかいない」とは限りません。中にはうまい人もいらっしゃいます。 ※ただ「美容師さんの技術を安く売っている」=「その美容院自体が美容師さんの技術に対しての価値を軽んじている」=「美容師さんの技術教育にあまり力を入れていない」と捉えることも出来ます。実際に中単価、高単価な美容院と比べると技術力・知識力・判断力のある縮毛矯正がうまい美容師さんは低単価の美容院には少ないです。
なぜ安く縮毛矯正が出来るの? では「なぜ縮毛矯正が安く出来るのでしょうか?」美容院ごとにブランディングや経営方針・企業努力もあるので縮毛矯正が安い美容院は必ずそうしているとは言えませんが、大きく3つの理由があります。 ①安い薬剤を使っている 一度に大量の薬剤を仕入れる事で材料費を安く抑える事も出来ますが、ある程度こだわりがあり良質な薬剤を使用する場合どんなに仕入れを安く抑えても「縮毛矯正の安い『低単価』」の価格帯まで値段を下げることは出来ません。つまりかなり安く仕入れる事のできる安い薬剤を使用している事が多いです。
②薬剤の種類が少ない 安く仕入れるためには同じ薬剤を大量に仕入れる必要があります。そうすると色んな種類の薬剤を仕入れるのが難しいため、薬剤の仕入れる種類を少なくなります。縮毛矯正はヘアカラーほどではないものの、髪質や状態に合わせて薬剤の種類を変えたり、髪のケアのために+@のトリートメント剤や処理剤を使用する事でクオリティの向上や髪への負担を少なくコントロールする事が出来るので、髪質に合わせた施術やヘアケア面で制限が生まれてしまいますが反面メニュー価格が下げることが出来るんです。
③お客様1人に時間をかけない 価格が安く縮毛矯正1回あたりの利益が少ない分、美容師さんは沢山のお客さんを捌かないといけません。そのためお客様1人に時間をかけることが出来ません。お客様一人一人に時間をかけられませんが、たくさんの人数を美容師さんがこなす事で会社の利益を出すことが出来、結果的に安くてもお店を運営することが出来ます。 ※注意して欲しいのが「アシスタントに任せる=お客さんに時間をかけられない」という事ではありません。マンツーマン美容院以外は価格帯に関係なくアシスタントがヘルプで入ったり、どうしても手が離せない場合は任せる事はあります。それに教育がしっかりしている美容院であれば別の美容院のスタイリスト以上に技術力の高いアシスタントもいます。もし最初から最後まで担当の人にしてほしい。というこだわりがある場合は
安い縮毛矯正のデメリットとリスク 安いとお財布に優しく縮毛矯正も続けやすいメリットがありますが、心配なのってデメリット面ですよね、、。安い縮毛矯正をする場合、感じやすいデメリットやリスクは3つあります。 ①クオリティが低くなる。針金のような不自然な仕上がりになりやすい。 たくさんのお客様をこなす為に一人一人のお客様に時間はかけられませんから「時短をする=『アイロン時間短縮、薬剤の放置時間短縮』」のためにパワーの強い薬剤を使用することが多いです。ですが強い薬剤を使うと時短にはなりますが、アイロンで髪の伸ばし具合のコントロールが難しくなってしまい、針金の様にピーンとした不自然な仕上がりになりやすいデメリットがあるんです。
②髪に大きなダメージを与えてしまう 材料費を安くするために髪質に合わせて薬剤調合をしたり質の高い処理剤などで適切なケアをするのが難しくなってしまうため、髪に与えるダメージがかなり大きくなってしまいます。その結果酷いとチリチリになって失敗してしまったり、かけたては良くても時間が経つと徐々に髪のダメージが出てしまい、毛先がパサついて広がってしまったりトラブルの起きやすい髪になってしまうんです。 また、先ほどもお話ししたアイロン時間を短縮するために強い薬剤を使うこともダメージの原因になります。
③髪の綺麗な状態が保ちにくく、ホームケアに時間とお金がかかる
髪の状態が悪くなってしまうと色んなホームケアを駆使して髪の状態を保たないといけなくなります。特にトリートメントは色々重ね付けしたり、1回にかなりの量を使う方も多いのではないでしょうか?そうなると本当に大変。 実際「ダメージレス」に。そして「綺麗に」縮毛矯正をかけると、そこまでホームケアが大変になる事もありません。 ↓ダメージレスな「弱酸性縮毛矯正」でかけた髪の状態がこちら。ブローなしでこの仕上がりです。
まとめ〜安くて上手い縮毛矯正はあるの?〜 探せば縮毛矯正がうまい美容師さんは安い美容院にもいらっしゃいます!ですが縮毛矯正は美容師さんの技術力と同じくらい、使用する薬剤が髪に大きく影響してしまうメニューです。どんなに美容師さんが上手でも薬剤が髪を大きくダメージさせてしまうと ・髪の中の栄養分が抜けてしまい硬くなってしまう。 ・手触りがバサバサになったりチリチリになってしまうことも。 ・縮毛矯正をして時間が経つとどんどん髪が広がるパサつく、扱いづらくなる。 などの影響が出てしまう。そしてまさにそういった薬剤リスクが高くなってしまうのが安い縮毛矯正の一番の懸念点になります。 縮毛矯正の値段が高ければ高いほど良いと言うわけではないですが、クオリティも求めたいならまずは「髪に優しく。こだわった縮毛矯正の薬剤」を使用している美容院を選んでいくことが大切。そして美容院が絞れた後で「縮毛矯正が上手な美容師さん」を探すようにしましょう。ここまで安い縮毛矯正についてのお話をしてきましたが、安くても高くてもメリット・デメリットは必ずあります。最終的には「自分が何を優先したいか?」で美容院選びをするのが大切ですよ。
こちらの記事で詳しく「美容院の選び方」について解説中です↓
是非参考にご覧くださいね! 最後までありがとうございました。。何か分からない事などありましたら、お気軽にエノアスタイリストまでご相談ください。