髪の毛の静電気がひどい!【原因】と【治し方】美容師が教えます。

こんにちは!髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。

冬に深刻なお悩みといえば

「顔や衣類に髪がまとわりついちゃう。」

「髪がフワフワと浮いてアホ毛が出てきてしまう、、。」

「コートを脱ぐとバチバチして不快。」

そう、、、、。『静電気』!!!

空気の乾燥がひどくなる冬場は一気にこのお悩みが増えてきますよね。「もう。静電気にはうんざり、、。」なんて方結構いらっしゃるのではないでしょうか?外出先でもお家でも困っちゃいますよね。そこで本日は

静電気がひどくなる原因や髪質の解説に始まり、実際に静電気を防ぐための方法を

「すぐに出来る静電気を防ぐ方法」

「外出先で静電気を抑える方法」

「普段から静電気を起きにくくする髪づくり方法」

の3つに分けて具体的にご紹介していきますね。是非この記事を読んで、できる事から静電気対策を始めてもらえると嬉しいです!

「髪の静電気がひどい!」のはなぜ?

冬場に髪の静電気がなぜひどくなるのか?原因は主に2つあります。

髪の毛の静電気がひどくなる原因は

⑴空気や髪の毛の乾燥

⑵髪同士や髪と衣類が擦れることによる摩擦

適度な湿度が保たれる「春」や「秋」、うんざりするくらい湿度の高い「夏」の期間は空気中の湿度が保たれているので電気が通りやすく、電気は髪から空気中の水分に自然と放電されるので髪の毛に電気が溜まりません。ですが冬は空気が乾燥している為、髪の毛の電気が放電出来ず、どんどん溜まっていってしまいます。その為冬の時期になると静電気で髪が広がったり、表面の髪がふわふわと立ってきます。

また静電気は摩擦によっても起こります。特に冬場は静電気が起きやすい「あったかいニット」や「厚手の服」を着る事が多いので、髪と擦れて余計に髪に電気が溜まりやすい!だから服やコートを脱ぐ時に「バチッ」としてしまうんです。

静電気が起きやすい人・髪質の特徴

どんな髪でも電気を帯びているので、冬場は静電気を起こす可能性はどなたでもあります。でも、それだけではありません。中でも静電気を引き起こしやすい髪質というのもあるんです。

細毛

静電気は細い物ほど先端に集まり、大きな放電を起こします。

くせ毛、猫っ毛

髪にうねりがある髪は髪の中の水分バランスに偏りがあり、乾燥しやすい方も多いです。乾燥するという事はその分静電気も起こりやすくなってしまいます。

ダメージ毛、乾燥毛

ダメージしていたり、元々の髪質で乾燥しやすい髪は要注意!ダメージによって髪表面のキューティクルが荒れていると摩擦が起きやすいですし、乾燥している髪は電気の通りが悪く、髪に電気が溜まるので静電気がかなり起きやすいんです。

静電気による髪の毛へのデメリット

髪が痛み、パサついてしまう。

髪の毛に静電気が起きるとキューティクルが剥がれやすくなってしまいます。キューティクルが剥がれてしまうと髪の毛の中の水分・栄養分が流出、、。中がスカスカになりパサついて、まとまらなくなってしまいます。また髪が痛んでしまうということは、カラーの色持ちが悪くなったり、パーマや縮毛矯正の仕上がりが悪くなったり、ヘアケアが大変になったり、、など良い事がありません、、。

「抜け毛」の原因にもなってしまう。

あまりにもひどい静電気は実は抜け毛を引き起こしてしまう事もあります、、。実は静電気は髪の毛を通して毛根まで達し、髪を育てるための栄養を運ぶ「毛乳頭」にダメージを与えてしまいます。すると毛乳頭と髪の毛の間に気泡が発生!少しでしたらそのうち気泡は消えますが、無理なブラッシングなど静電気を高頻度で起こしてしまうと、髪が毛乳頭から離れてしまい「抜け毛」を引き起こしてしまうんです。

静電気を防ぐためのポイント

静電気は「バチッ」とするのが嫌!というだけではなく実は髪のダメージにもつながってしまいますので、静電気は「綺麗な髪」を「目指す」もしくは「保つ」為に出来る限り起こしたくない現象!そこで静電気を防ぐ為に

・髪をしっかり保湿する

・髪をダメージさせない

この2つが大切なポイントとなってきます!このポイントをしっかり押さえて髪を扱ってあげれるかどうかで、静電気の起きやすさも変わってきますよ!

乾燥する冬。すぐに出来る!静電気を抑える方法

では早速、具体的にすぐに出来る静電気を抑える方法を5つご紹介していきますね!

①保湿効果が高く・髪に優しいシャンプー&トリートメントを使う

髪に合わなかったり、洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと髪は乾燥し傷んでしまいます。またトリートメントも商品によっては髪に負担がかかってしまいますので、保湿効果が高く・髪に優しいシャンプーやトリートメントを使う様にしましょう。

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②静電気が起きにくいブラシを使う

静電気が起きにくい

・獣毛、天然毛(豚毛や猪毛など)のブラシ(天然毛は油分が含まれているので、髪との摩擦が起きにくい。)

・木製のブラシ(木製のブラシは静電気を引き起こしにくい特徴があります。)

のブラシに変えてみるのもオススメ。プラスチック製など普通のブラシよりも値段は高くつきますが、ブラシは1度買うとかなり長持ちするのでコスパがかなり良い!是非こだわっていただきたいです!

③スタイリング前、ドライヤー前にもしっかり「毛髪補修」と「保湿」

洗い流さないトリートメントを使ってスタイリング前やドライヤー前はしっかりとヘアケアをしましょう。また使用する商品は「髪の内部から」しっかりと「毛髪補修」「保湿」が出来るもので。髪表面だけをコーティングするトリートメントは髪への負担が大きかったり、肝心の髪内部は乾燥したままで知らないうちにダメージが進行してしまう怖さがあります。しっかりと商品リサーチをして、静電気だけではなく髪の内部にも効果が見込める商品を使ってくださいね!

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④加湿器で湿度調整

エアコン暖房を使うと余計に乾燥して湿度が下がって静電気が発生しやすくなってしまいますので、加湿器による湿度調整がオススメです。また暖房器具の中でもガスや灯油を使うストーブなどは結露は発生しますが乾燥がそこまでひどくならないので、お家にある方はエアコンよりもストーブを使うのも1つの手です!

⑤静電気が起きにくい服を着る

ポリエステルなどの化学繊維は静電気が起きやすいので、コットンやシルクなど静電気の起きにくい天然素材の服を着るのも効果的です。また、いろんな素材を使っての重ね着も静電気が起きやすい原因になるので、あまり重ね着もオススメしません。ただ冬はやっぱり寒いので、重ね着したり分厚いコートを着たりすると思います。そんな時は静電気防止スプレーをコートにかけたりして対策をしてみてくださいね!

⑥スタイリング剤を使う方は「保湿効果のある」スタイリング剤を使う

実はスタイリング剤って保湿効果がある商品はかなり少ない。ってご存知でしたか?なので、スタイリング剤を使う方は「保湿効果がある」スタイリング剤を使う様にしましょう。女性に人気な手や唇の保湿にも使える「シアバター」や「バーム」などがおすすめです!

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外出先で静電気を抑える方法

保湿アイテムを携帯!日中も乾燥が気になる時にササっとケア

朝と夜、保湿やヘアケアを頑張っても髪の状態によっては髪が乾燥してしまいますよね。そこでお出かけ先でヘアオイルを携帯しておくのがおすすめです。「乾いたなー」と思ったら、パッと毛先をケアしてあげましょう。外出先でも簡単に静電気予防が出来ます!また、オイルを商品によって仕上がりがかなり変わります。重い仕上がりのヘアオイルだと、付けすぎやすくてベタついたり、せっかくスタイリングした髪が崩れてしまう事も。出来ればスタイリング用のヘアオイルを使うのがベストです!

↓エノアのスタイリング用オイル

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髪が長い方はアレンジして髪を束ねる

髪が長い方は下ろしているとコートや衣類と擦れて、どうしても静電気が起きやすくなってしまいます。そこで摩擦が起きにくくするために髪を「アレンジしちゃう!」というのも1つの手!特にお団子でコンパクトにまとめてあげるのがおすすめです。使うヘアゴムも静電気が起きにくいものを使いましょう。

↓簡単可愛いお団子アレンジ!ヘアアレンジの参考にご覧ください♪

動画はこちら

普段から静電気を起きにくくする「髪づくり」の方法

髪がダメージすればするほど、静電気は起きやすい。そこで普段から「静電気が起きにくい」髪づくりをしておくのが◎

静電気が起きにくくなるだけではなく、髪の綺麗にも直結するので是非お試しください!

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「ダメージレス」にカラーやパーマ・縮毛矯正ができる美容院にお願いする。

美容院でカラーやパーマ、縮毛矯正をすると髪がどうしても痛んでしまいますよね。 この時、ダメージが大きければ大きいほど髪は乾燥しやすくなって静電気が起きやすい状態になってしまいます。そこで、美容院でカラーなどをしてもらう時は「ダメージレス」に出来るだけ髪へのダメージを抑えられる美容院にお願いする様にしましょう。毎回髪に優しい施術が出来れば、髪の状態もどんどん良くなっていきますよ!

↓「ダメージレス」なカラー、縮毛矯正って?

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シャンプーは普段から「アミノ酸シャンプー」の使用がオススメ

シャンプーは静電気が気になる季節だけではなく、オールシーズンこだわってあげるのが大切です。なのでシャンプーは保湿力が高く、髪に優しい、そして高品質なものになるとトリートメント効果もとても高い。「アミノ酸シャンプー」を普段使いしましょう!静電気を防ぐだけではなく、美容院で髪質改善メニューをして綺麗になった髪の維持にも人気のシャンプーです!

↓アミノ酸シャンプーについて詳しくはこちら

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しっかりと「毛髪補修」「保湿」が出来るトリートメントを使う

洗い流すトリートメントも、洗い流さないトリートメントもしっかりと髪の内側から「毛髪補修」と「保湿」が出来るトリートメントを使う様にしましょう。髪表面をコーティングする力が強い商品を使ってしまうと、髪への負担になってしまう事も多いので!

↓トリートメントについて詳しく知りたい方はこちら

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過度なトリートメントはしない

トリートメントはやればやるほど良い訳ではありません。実はトリートメントのやり過ぎで逆に髪が傷んでしまう危険性もあります。トリートメントは髪の静電気を防ぐのに効果的ですが、髪の状態に合わせて適度に行わないと髪が痛み、乾燥して静電気が起きやすい髪になってしまう事も、、。特に髪のコーティング力の強い商品は要注意!!実際筆者も学生の頃に市販の集中ケアトリートメントのやり過ぎで髪がバサバサになりました、、。

しっかりと美容師さんに確認して、自分の髪の状態に合った適切なトリートメントをやる様にしてくださいね!

髪を洗ったらすぐに乾かす

髪を洗った後はすぐに乾かして、濡れている時に髪が痛んでしまわないようにしましょう。また髪を乾かすことでキューティクルが整うので髪への摩擦を軽減することが出来ます。(自然乾燥だどキューティクルが荒れて摩擦が起きやすい)乾かす前には必ず洗い流さないトリートメントで髪の潤いと栄養分をチャージ!過乾燥防止にもなりますよ!

「バチッ」となったら!静電気の治し方。

ここまででご紹介した対策で静電気はかなり防げると思いますが、もし万が一発生してしまったら以下の手順で髪をケアしてあげましょう。

STEP1

洗い流さないトリートメントで髪に「潤い」と「毛髪補修成分」をチャージ。毛先から丁寧につけていきましょう。前髪やトップはベタつき防止の為、最後手のひらに残ったトリートメントをつけると失敗しにくいです!

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STEP2

次はヘアオイルをつけて髪をしっかりと保湿!ここでも毛先からつけてくださいね!つけ過ぎには注意してください。

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STEP3

クシで優しくとかす。ムラなくつけるために、クシがあればクシでとかしてあげましょう。無ければ手櫛でもOK。髪が長い方はコンパクトに髪を結んで、まとめても摩擦が起きにくくなるのでこの後静電気を起こらない様に出来ますよ。

※巻き髪の場合、付けすぎるとヘアスタイルが崩れてしまう事もあるので少しづつ付けましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は髪の毛の静電気を抑える方法についてお話ししていきました。冬はとっても静電気が起きやすい時期ですが、気をつけてあげる事で静電気が起こってしまうのを出来る限り防ぐ事は可能です!どれも簡単に出来る事ばかりですので、是非実践してみてくださいね!また、髪質や髪の状態的に静電気が起きやすい方は、冬場だけではなく「普段から静電気が起きにくい髪」を目指してケアや美容院にこだわってあげるのが効果的です。コツコツ髪質改善をする事で、静電気トラブルだけではなく髪自体の美しさの底上げにもなりますので、出来ることから試してみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が皆さんの「静電気問題」を解決するきっかけになれば嬉しいです!

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