艶髪の鍵7|簡単解説!酸熱トリートメントの工程と仕組みをお話します!
2022/01/19
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こんにちは!髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です!
本日は酸熱トリートメントの工程・手順、仕組みについてご紹介していきたいと思います!
酸熱トリートメントの基本的な工程は共通ですが、美容院によって若干違う場合も多いです。今回はエノアで酸熱トリートメントをやる場合の流れになりますので、他の美容院さんとちょっと違う場合もありますので別の美容院で酸熱トリートメントをお考えの方は参考程度に捉えていただければ嬉しいです!
また、酸熱トリートメントをまだやった事のない方も多いと思いますので、酸熱トリートメントの基礎知識についても簡単にお話ししていきますね(^ ^)
ではご覧ください!
酸熱トリートメントは薬剤の「酸」とストレートアイロンの「熱」の力を使い、一般的なトリートメントのように髪の栄養補給とダメージ補修ができるだけではなく、広がる髪がまとまりやすくなるよう髪質をコントロールするトリートメントメニューです。
また髪内部に作用し定着するトリートメントのため、何回か続けるとさらに効果が上がる特徴があるので「『髪質改善』トリートメント」と呼ばれる事もあります。
お客様の髪質や状態によって効果の感じ方は様々ですが
・髪にハリと艶が出る
・手触りが滑らかになった
・クセやダメージで広がる髪がまとまるようになった
・普通のトリートメントよりも持ちがいい
などのお声ををいただくことが特に多いです!
あくまでもトリートメントですのでくせ毛によるうねりを真っ直ぐに伸ばす事は出来ません。なので縮毛矯正とトリートメントの間の仕上がり・効果をイメージしていただければと思います!
一般的なトリートメントの場合、髪のダメージ部分に「①栄養分を補給」「②栄養分が流れ出ないようにフタをする」
基本的にこの2段階ですが、酸熱トリートメントはそれにプラス
「髪の中に新らたに『イミン結合』という結合を一時的に作り出し髪質をコントロール」していきます。
この時大活躍するのが酸熱トリートメントに含まれる「酸」です。
この酸がタンパク質と結びつき結合を作ってくれるので、髪がまとまりやすくなりゴワツキを抑えてくれます。また髪が傷みにくいように補強する効果もあるんです!
ただ、くせ毛のうねりは髪の中に元々ある「シスチン結合」と呼ばれる結合に作用しなければなりません。酸熱トリートメントはあくまでも一時的に作り出すイミン結合だけに作用しますので、くせ毛のうねりを伸ばすことは出来ないんですね!
ですが、それでも髪の状態と酸熱トリートメントのメリットがマッチすれば、髪がかなり変わったと感じていただけるおすすめのメニューです。
*髪は「イオン結合」「シスチン結合」「ペプチド結合」の3つの結合で出来ています。酸熱トリートメントはさらにもう1つ「イミン結合」を作ることで髪を補強し、髪の状態をコントロールしていきます。
*髪を濡らすとくせ毛のうねりが落ち着くタイプの人は稀にクセが伸びたと効果を感じていただける事もあります。
・縮毛矯正をしたいけどブリーチ毛などハイダメージで出来ない人
・ダメージが強く髪がうねったり、広がる方
・クセが弱かったり、かなり自然なストレートヘアにしたくて縮毛矯正をしようか迷っている人
・梅雨時期など一時的に髪を扱いやすくしたい人
などのお悩みを抱えている方に特に一押しメニューです!ただ、髪の状態によっては縮毛矯正や普通のトリートメントメニューなど別のアプローチの方が髪に合う事もありますので、カウンセリング時に美容師さんに「やるべきか?」髪の状態を見てもらいながら判断してもらうのがおすすめですよ^_^
基本的な流れは一緒ですが、美容室によって若干工程は変わってくるのでご了承ください!今回はエノアの弱酸性酸熱トリートメントの工程をご紹介していきます(^ ^)
【失敗したくない】本気で髪質改善するなら『弱酸性酸熱トリートメント』
お客様の髪を直接見てお話を聞きながら、今の髪のお悩みや状態、ご希望を照らし合わせて確認していきます。もしここでお悩みや不安などありましたら遠慮せず美容師さんに相談するようにしましょう!また、計画的に酸熱トリートメントを続けて行って効果をしっかり出していきたいので、自分の髪は「何ヶ月に一回酸熱トリートメントをするべきか?」「どのくらい効果が見込めるか?」他にはお値段や施術にかかる時間なども不安がある方は聞いておきましょう!
「弱酸性酸熱トリートメント」のトリートメント剤を塗布する前にシャンプーをして髪をしっかりと濡らし準備をします。この時エノアオリジナルのシャンプーを使うことで、髪をすが身の状態にして薬剤の浸透を良くするだけではなく栄養分をしっかり補給し髪のベースをまず整えていきます。
弱酸性酸熱トリートメントの薬剤を髪の状態に合わせて適切な量を丁寧に塗布していきます。この時、髪に浸透した「レブリン酸」が髪の中に新たなイミン結合を作ったり、髪を引き締めハリと艶を出してくれます。
*美容院によって使用する薬剤や酸の種類は違います。
塗り終わったら髪の状態を見ながら頭にラップを巻いて時間を置き薬剤を浸透させていきます。
「約20分」程お時間を置いていきます。お客様の髪の状態や浸透具合によっては時間を追加したり、温めることもあります。
薬剤が浸透したらもう一度エノアオリジナルシャンプーで髪を優しく洗い、流していきます。
髪を洗ったら「高濃度ケラチン」「アミノ酸系保湿成分」の2つの処理剤を使用。髪へのさらに上質な仕上がりとダメージ補修を目的に行います。
髪の構成成分であるケラチン(タンパク質)でダメージをしっかりと補修し、この後髪にあてていくストレートアイロンの熱から髪を保護していきます。
アミノ酸でさらに髪に必要な栄養分を補給&髪に優しく効果的な保湿成分が配合されている処理剤です。髪にもっちりとした弾力と滑らかな指通りを出してより上質な仕上がりにしてくれます。カラーの褪色防止にも効果的。
髪をしっかりと乾かし、ストレートアイロンをあてる準備をしていきます。
お客様の髪質や状態に合わせてアイロンの温度は調整し、5mm幅で丁寧にアイロンをあてていきます。アイロンの熱で薬剤で作り出したイミン結合をより強くして髪にさらにツヤを出していきます。
酸熱トリートメントは薬剤をつけるのは1回だけなので仕上げて完成です!
最後のカウンセリング時にホームケアなどお手入れについても教えてもらうのがおすすめ!もし気になる事があればこの時点でお気軽に聞いてくださいね!
艶髪の鍵2|「弱酸性」の酸熱トリートメントと縮毛矯正なら相性抜群!
酸熱トリートメントがしっかりと定着する4日間は本当はシャンプーを控えて欲しいのですが、それは難しいと思うので酸熱トリートメントをして
「最低24時間空けてから」
シャンプーしましょう。夏場など、もしどうしても髪を洗いたい時はシャンプーは使わず、シャワーだけで流しましょう。シャワーでしっかり流すだけで汚れの60%は落とす事が出来ます!
艶髪の鍵3|酸熱トリートメントの持ちがUP!シャンプーの選び方
かなり髪がダメージしている方は1回だけだと効果がイマイチ感じられなかったり、2週間くらいで落ちてしまうこともあります。そんな方は酸熱トリートメントの回数を重ねるうちに髪の状態が徐々に良くなっていく事もあり、実際エノアでも「3回目に凄く髪の変化を感じた!」など続けていく事で髪の変化を感じていただく事もあります。なので、もし不安がある時は美容師さんに「1回でどのくらいの効果が期待できるか?」「何回くらいすればしっかり効果が出そうか?」など事前に確認しておくのも◎
酸熱トリートメントはトリートメントと言っても、縮毛矯正に近い技術で髪の内部に作用していきます。そのため、美容師でもミスをして髪に大きなダメージを与えてしまい、逆効果になってしまう事もあります。それくらい繊細な技術力と知識が必要なので、自宅で自分自身で酸熱トリートメントをするのは止めましょう、、。
髪質改善トリートメントは自宅で出来る?美容院と市販の違いを徹底比較!
酸熱トリートメントと言っても今現在、薬剤の中に含まれる酸の種類だけで4種類。メーカーごとに出している薬剤の商品数は10種類以上あります。さらに美容院ごとに途中で処理剤を使い栄養補給を行なっているところがあったり、仕上げに髪表面をコーティングしたりアプローチ方法も様々。なので、酸熱トリートメントと言っても美容院でどこのメーカーの薬剤を使って、どんな工程で行っているかで効果や仕上がりは変わってきますし、施術中の薬剤の匂いなども結構違いますのでご注意ください!
酸熱トリートメントをするとヘアカラーの色落ちがありますので、ヘアカラーをするタイミングは酸熱トリートメントの後がおすすめです。ちなみに、エノアでも扱っている「弱酸性」の酸熱トリートメントはカラーの色落ちの心配はいりません。なので、ヘアカラーもしたいと考えている方は美容師さんに相談してヘアカラーのタイミングについてアドバイスをもらっておくと良いですよ!
いかがでしたでしょうか?
本日は酸熱トリートメントの工程についてお話しさせていただきました!
美容業界に比較的新しく登場したトリートメントメニューですので、分からないことや不安な事もあると思います。なので、もし酸熱トリートメントが気になっている方は頼れる美容師さんに相談したり、酸熱トリートメントについて教えてもらってくださいね!!
最後までご覧いただきありがとうございます!
他にも酸熱トリートメントについてご紹介している記事がありますので、良かったら覗いてみてください(^ ^)
私のお仕事はお客様がご来店していない時でも「髪のお悩みを解決し大切な髪をより魅力的に輝くためのお手伝い」をさせていただく事です。ENOREの美容師としての知識・経験を踏まえながらブログの執筆・動画や画像の作成など様々なツールを通して皆さんの心に寄り添える美容師を目指し奮闘中です!もし何かありましたらENOREの公式LINEからご相談くださいね!
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・酸熱トリートメントと縮毛矯正の特徴 ・どっちが向いているのか? ・酸熱トリートメントと縮毛矯正の相性 ・よくあるご質問(Q&A)
をご紹介していきます! 少し記事が長くなっています。もし、お時間のない方は目次の気になるタイトルをクリックすれば読みたいところだけ読めますのでご活用ください!
酸熱トリートメントと縮毛矯正それぞれの特徴 ではまずは「酸熱トリートメント」「縮毛矯正」について特徴を簡単にご紹介していきますね!
酸熱トリートメント メニュー名の通り「酸」と「熱」の力で髪を綺麗にしていくトリートメントのこと!「髪に必要な栄養分を補給する」一般的なトリートメントの機能の他に トリートメント剤の「酸」の力で髪を引き締め艶を出し ストレートアイロンの「熱」の力で髪内部のタンパク質の配置を固定し髪の広がりを収める 効果が期待出来るんです!髪のダメージケアをしつつ、髪を綺麗に扱いやすくしてくれるので「髪質改善」が出来るとして今人気のメニューです!
↓髪質改善とは?
メリット 1、髪内部に働きかけて長期的に髪の広がりを抑えてくれる ダメージと言っても実は「内部(コルテックス)」と「外部(キューティクル)」2種類あります。酸熱トリートメントはトリートメントの中では珍しく、主に「髪内部」に働きかけてくれるトリートメントです。他のトリートメントとは違い髪の中に補給していった栄養成分(タンパク質)が、ダメージでスカスカになった部分に浸透。さらにしっかりと「熱」の力で固定していくため、通常のトリートメントよりも持ちが良く、しかも髪の広がりをしっかりと抑えてくれます。
2、ボリュームダウン 髪の広がりを抑えてくれるので、ボリュームダウンにもつながります。しかも縮毛矯正よりも自然にボリュームダウン出来る!
3、自然な仕上がり コーティング力の強いトリートメントとは違い仕上がりが「べたっ」となるわけではありません。艶があり、しっとりとまとまりますが、ふんわりとサラサラで自然な仕上がりになるのも大きな魅力です。
4、ハイダメージで縮毛矯正が出来なかった方も出来る ブリーチ毛などのハイダメージ毛は縮毛矯正が出来ませんが、酸熱トリートメントはハイダメージでもかなり多くの方が出来るのも大きな特徴です。クセがしっかりなくなるわけではありませんが、ボリュームや広がりを抑えて髪を扱いやすくしてくれるのでかなり楽になります。縮毛矯正をかける事の出来る状態になるまでの髪質改善期間限定で活用する方も多いです。
デメリット 1、「強酸」を使っている酸熱トリートメントは実は髪への負担が大きい 実は酸熱トリートメントの中でも「強酸」を使用している酸熱トリートメントは髪への負担がかなりあります。何故なら「強酸」は髪を強く引き締めるから。引き締める事を専門用語で「収斂(しゅうれん)」と言うのですが、ダメージして体力のない髪に強酸を付けたり、付けすぎたりすると「過収斂(かしゅうれん)」つまり引き締めすぎを起こしてしまいます。髪を強酸で引き締めすぎると髪がチリチリになったり、最悪千切れてしまうんです、、。
2、何回もやっていると髪が固くなり、ボロボロになってしまう事も 酸熱トリートメントを何回もやっていると、先程の収斂作用やアイロンの熱で引き起こされるタンパク変性によって髪が固くなりボロボロになってしまう事があります、、。美容師の技術・知識やそもそも使う酸熱トリートメントの薬剤をダメージレスな物を使う事で、こういったリスクを大きく減らす事は出来ますが、残念ながらこのトラブルを体験する方がかなり多い様です。
3、くせ毛のうねりが伸びるわけではない 酸熱トリートメントは縮毛矯正では無いのでくせ毛のうねりをストレートにしっかり伸ばす事は出来ません。 髪の状態によっては稀に「酸熱トリートメントをしたらクセが伸びた!」と言う方もいらっしゃいますが、狙って出来ることでは無いのであくまでも酸熱トリートメントは「髪の広がりやボリュームを抑える」メニューとしてご理解ください!
4、トリートメントなので時間が経つと効果が薄まる トリートメントなので長くても約2ヶ月くらいで効果が薄れたり、無くなってしまいます。また髪のダメージが大きい方程効果が早くなくなってしまい、早いと1ヶ月くらいで気になってくる方も。効果の持続には個人差があります。
5、カラー後にやると色落ちがある カラーの後に酸熱トリートメントをするとカラーの色落ちがあります。1〜2トーンくらい明るくなってしまったりするので、カラーと酸熱トリートメントを別々にする時は要注意です!同時にやってもらう時は美容師さんが順番を考えて行ってくれますよ!
縮毛矯正 縮毛矯正は皆さんご存知の通り、くせ毛を伸ばし髪をストレートにするメニューの事です。多くのくせ毛さんの髪のお悩みの原因であるくせ毛を真っ直ぐに出来、髪を扱いやすく憧れのサラサラストレートヘアにしてくれます。薬剤だけを使ってパーマ落としをする「ストレートパーマ」とは違い、縮毛矯正は「薬剤」と「アイロンの熱」の力を使っていきます。
メリット 1、くせ毛のうねりが伸びる くせ毛のうねりをしっかり伸ばすことが出来るので、髪がまとまり扱いやすくなります。また真っ直ぐにすると、髪の面が整うのでツヤが出るのも大きな魅力の1つです。
2、1回かけた部分は基本半永久的にストレート 1回縮毛矯正をかけた部分は基本的にずっとストレート。なので、縮毛矯正を1度かけた部分はもう一度かける必要がありません。ストレートを持続させたい場合、2回目以降は根元の伸びてきた地毛部分だけを縮毛矯正すればOKです。ただ、稀に失敗したり髪質によってはうねりが残ってしまう事もあります。
↓根元部分だけの縮毛矯正って?
デメリット 1、一般的な「アルカリ性」の縮毛矯正は髪へのダメージが大きい ほとんどの美容院では「アルカリ性」の薬剤を使って縮毛矯正をしていきますが、、この「アルカリ性の薬剤」が縮毛矯正で髪をダメージさせる大きな原因の1つです。この薬剤を使用すると、髪のキューティクルを無理矢理こじ開けて薬剤を浸透させていくため、髪の表面は荒れ、内部の栄養分は流れ出てスカスカに。縮毛矯正をすると「髪が固くなる」「パサつく」「時間が経つと毛先が広がる」「髪がチリチリになる」など多くのトラブルの原因なんです。
2、1度始めてしまうとなかなか止められない 1回縮毛矯正をすると髪が伸びてきた時に、「生えてきた根元のうねり」と「縮毛矯正をやったストレートな毛先」のギャップがあるので定期的に縮毛矯正をやらないと境目がとても気になってきます。縮毛矯正は時間が経つと効果がなくなる訳ではありませんから、どうしてもやりたくなって、止められなくなるんですね。
3、不自然な仕上がりになることも アルカリ性の縮毛矯正のデメリットはダメージだけではなく、針金のように不自然な仕上がりもデメリットの1つ。薬剤が強く、ストレートアイロンによって仕上がりのコントロールがなかなか出来ないので、いかにも縮毛矯正をかけました!と言うような毛先ピーン!根元ぺっちゃんこ。な仕上がりになってしまうんことがほとんどなんです。
あなたは「酸熱トリートメント」「縮毛矯正」どっちが向いてる? では2つの特徴をお話ししたところで、早速「あなたはどっちが向いている?」のかご紹介していきますね。主な例を挙げていきますが、これが全てではありません。髪の状態や希望の仕上がり・目的は皆さんそれぞれ違いますので最終的には美容師さんに相談してどっちにするか決めていってくださいね!
酸熱トリートメントに向いている人 ・髪がハイダメージで縮毛矯正をかけられない方 ・梅雨時期など一時的に髪を落ち着かせたい方 ・内部ダメージによって髪がうねり、広がっている方
・縮毛矯正を卒業していきたい方(根元が伸びてきたら、酸熱トリートメントでボリュームを抑えていき縮毛矯正部分が切ってなくなるまで続ける方法)
・クセが弱い方 ・かなり自然な仕上がりにしたくて縮毛矯正をしようか迷っている方(1度酸熱トリートメントにしてみて、それでもクセが気になる場合は縮毛矯正にしてみる)
縮毛矯正に向いている人 ・しっかりくせ毛のうねりを伸ばしてストレートにしたい方
・くせ毛で髪があまりダメージしてない方
・ヘアカラーやパーマをしていない方
・クセが強い方
・くせ毛のうねりが気になって仕方がない方
どちらも向いてない人 そもそもクセがない。 →ダメージやクセがない方はホームケアなどを見直して「ダメージさせないヘアケア」にしっかり取り組んでいく事でより上質な美髪を目指していくのがおすすめです。
髪の内部ダメージより外側(キューティクル)のダメージが強い → 酸熱トリートメントとは別のトリートメントを行ったり、ダメージレスなカラーやシャンプーに変える方がおすすめです。判断が難しいので美容師さんに診てもらいましょう! ↓エノアでおすすめなのはこちらのトリートメントメニューです!
酸熱トリートメント・縮毛矯正成功の鍵は「弱酸性」 お気づきかもしれませんが、実はなんとなく酸熱トリートメントをしてしまうと縮毛矯正同様に髪がダメージしてしまいます。だから髪が綺麗になると聞いて何も考えずに安易にやってしまうと 髪はボロボロに、、。
そこで!それを阻止するために注目して欲しいのが「弱酸性」です! 「弱酸性」とは髪や頭皮が健康な状態を保つことの出来る等電帯のことです。 つまり髪は弱酸性の状態の時「最もダメージに強く傷みにくい」健康で綺麗な状態なんです! でも、図(↓)のように弱酸性から離れた「強酸(酸熱トリートメント)」「アルカリ性(縮毛矯正)」を使用してしまうと 髪がダメージして様々なトラブルを引き起こす原因になってしまうんです。 なので、酸熱トリートメントや縮毛矯正をやる時は「ダメージレス」な『弱酸性』の薬剤を使って髪を綺麗にしてもらいましょう!
等電帯とは:髪の中にある結合の1つであるイオン結合がしっかりと結びついている弱酸性(pH4.5〜5.5)の状態
「弱酸性」の具体的な効果 と言うことで、酸熱トリートメントや縮毛矯正を行う場合は髪や頭皮と同じ「弱酸性」で施術することが成功の鍵になります。どちらも薬剤によるダメージを最小限に抑える事が出来る!そして、それ以外にも色々な効果があるんです! 「弱酸性」酸熱トリートメントの効果 ・ダメージレスで安心! ・カラーの褪色がほぼない ・何回やってももっちりとした弾力 ・施術中のキツい匂いと頭皮の染みが激減 ・ハリと艶のある仕上がり
「弱酸性」縮毛矯正の効果 ・ダメージレス! ・自然な仕上がり ・時間が経っても髪の調子がいい ・保湿力が高い ・しっとりと柔らかな手触り ・カラーも同時に出来る
などがあります!ダメージが「0」になる訳ではありませんが、髪に与えるダメージを最小限に抑えて施術していくことで髪質改善になり髪の状態がどんどん良くなっていくのでおすすめです!
「弱酸性」実際の仕上がり集 エノアの弱酸性の「酸熱トリートメント」「縮毛矯正」を実際に行ったお客様の仕上がりも参考に是非ご覧ください! 弱酸性酸熱トリートメント
弱酸性縮毛矯正
↓さらに「弱酸性」メニューについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
酸熱トリートメントと縮毛矯正同時に併用も出来ます! 縮毛矯正をしていて毛先の「質感が悪い。」「広がってきた。」そんな方は根元の地毛部分は縮毛矯正、毛先は酸熱トリートメントで整えていく併用する事も可能です!時間が経って毛先の広がりや質感が気になってきた方は活用してみましょう! また、縮毛矯正を弱酸性に変えてみたり、ヘアケアを髪に合うダメージレスな物を使って髪質改善が出来れば、毛先の調子が良くなっていきます。なので酸熱トリートメントをしなくても毛先の美しさを保てるようになった場合は縮毛矯正だけにシフトチェンジするのもおすすめです。
※エノアでは酸熱トリートメントの他に髪質改善トリートメントと言う別のトリートメントを行っています。髪の状態によっては髪質改善トリートメントの方が合う場合もありますので、どちらが良いか分からない方はお気軽にご相談ください。
相性はいいけど「アルカリ性」「強酸」のものは避けて どちらも髪にまとまりと艶を出す目的が一致しているので相性としては良いです! ただ「アルカリ性の縮毛矯正」と「酸熱トリートメントの強酸」を使ってしまうと結局髪は疲労し大きなダメージになってしまいます。なので、やはり先程ご紹介した「弱酸性」の縮毛矯正、酸熱トリートメントをどちらも選んでくださいね!
「弱酸性酸熱トリートメント×弱酸性縮毛矯正」エノアでの実際の仕上がり
よくあるご質問(Q&A) Q1、順番はどっちを先にやるべき? 弱酸性の酸熱トリートメントと縮毛矯正でしたら同時に併用することも出来るくらいなので、どちらでも問題はありません。 ですが、どっちか決めないといけないと言うなら「縮毛矯正→酸熱トリートメント」の方が縮毛矯正後の髪の状態を見て酸熱トリートメントのアイロンの入れ方などをコントロールしていきやすいので、縮毛矯正が先の方が筆者は好きです。美容師さんごとに考え方の違いがあるので、逆の方もいらっしゃると思います!どちらでも大丈夫なので安心してくださいね!
Q2、別々にやる場合間隔はどのくらい空けた方がいいですか? 「弱酸性」の酸熱トリートメントと縮毛矯正でしたら同時に出来るくらいなので間隔もそんなに気にしなくていいと思いますが、一般的なアルカリ性の縮毛矯正などを使用する場合は1週間くらい空けておけば髪の状態が安定してくるので安心だと思います!
Q3、酸熱トリートメントはずっと続けた方がいいですか? 髪質改善で髪の状態が良くなれば卒業も視野に。 髪の状態が良くなり、酸熱トリートメントをしなくても綺麗な髪が保てるのであれば酸熱トリートメントは卒業するようにしましょう!どんなにダメージレスなメニューでも、髪に手を加えるのでダメージは「0」ではありません。過度なトリートメントは髪への負担になるだけです。髪質改善は余計な手は加えないことも大切なポイントになりますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか? ・しっかりと自分の髪の状態に合わせて選ぶ(酸熱、縮毛矯正、酸熱&縮毛矯正) ・ダメージレスな「弱酸性」の酸熱トリートメント、縮毛矯正をやってもらう この2つのポイントを抑えることが出来れば、理想のサラサラ艶髪を手に入れることが出来ます!髪の内部ダメージは特に一般の方が判断するのはかなり難しいので、是非「弱酸性」の施術が得意な美容師さんに相談してみてくださいね!エノアでも「弱酸性」の技術を得意としていますので、何か分からない事がありましたらお気軽にご相談ください! 最後までご覧いただきありがとうございました。 この記事が皆さんが艶髪を手に入れるきっかけになれば嬉しいです!