縮毛矯正をしていてもデザインカラーができる3つの理由を徹底解説!

こんにちは!ENORE青山店、店長の沼崎です!
最近では「美髪」、「髪質改善」などのワードがブームになり、縮毛矯正や酸熱トリートメントなどの特殊な施術を受けたことがある方が7割以上いるといわれています。
くせ毛を改善することができてよかった!と思える一方、いつものヘアカラーの感じも飽きてきてきたしブリーチとかしてデザインカラーでもみたいなーなんて思うこともあると思います。
ですが、いざ美容師さんにお願いすると縮毛矯正やってたらできないと断られてしまったり、逆にブリーチをしているせいで縮毛矯正の施術を断られるなんてこともありますよね。
そうなってしまうのには理由があります。
髪の毛というのは減点法なので髪が傷みきってしまった状態に無理な施術をする事はできないので、髪の状態をいかに綺麗に保ち続けることができるのか。
ここをしっかり理解し計画的に施術をする事ができれば縮毛矯正をしていてもインナーカラーを楽しむことができたりグラデーションカラーをする事が可能になります。
本日、ご紹介させて頂くのは縮毛矯正をしていてもできるデザインカラー!
これらの難しい施術をできる理由と傷ませないように施術する方法をご紹介していきます。
デザインカラーとは

デザインカラーというのは全部の色を同じ色で染める様なカラーとは異なり部分的に色を変え、トーンの明暗をはっきりさせて立体感を出すようなカラーです。
髪の中間毛先を染めるカラーをグラデーションカラー
もみあげや襟足だけを染めるカラーをインナーカラー
明るい筋で入れるようなカラーをハイライトカラー
グラデーションとハイライトを組み合わせたカラーをバレイヤージュカラー
など名称と手法、仕上がりの色はさまざまですが、これら全てデザインカラーになります。
縮毛矯正をしていてもデザインカラーができる方法①髪の毛は減点法
冒頭でも軽くご説明させていただきましたが、髪の毛というのは減点法です。
どういうことかと言いますと、根元から新しく生えて毛というのはどれだけくせが強くても、色が明るくても、白髪だとしても一番健康的な髪。ということになります。
日々のドライヤーやヘアアイロン、美容室でのカラーやパーマ、縮毛矯正などの施術により髪の毛はどんどん点数を失っていきます。
新しく生えてきた毛が100点だとしましょう。
一回カラーをすると8点マイナス、パーマをすると30点マイナス、縮毛矯正やブリーチをすると60点マイナス
というように美容室で施術をすることで髪の毛はどんどん点数を失っていきます。
髪を酷使させて最終的に0点になった場合は切れ毛になったり、ビビり毛になったりしてしまうのです。
ですので、新しく生えてきた毛の100点をいかに100に近い状態でキープできるかがすごく大切になっていきます。
逆にいうと、縮毛矯正をしていたとしても髪への負担を最小限に抑えることができていればブリーチをしても髪は過度に傷む事もありません。
縮毛矯正をしていてもデザインカラーができる方法②縮毛矯正のやり方

先ほどの説明では、縮毛矯正をしていたとしても髪への負担が少なければブリーチもする事ができるとご説明させていただきました。
ここでは、髪の毛が傷んでしまう理由をご説明していきます。
髪の毛が傷んでしまう理由の80%は美容室の施術によるものです。意外じゃないですか??ほとんど美容室によるものなんですよ。
その中でも縮毛矯正とブリーチは特に痛みます。
縮毛矯正をしているとブリーチを伴うようなカラーをお願いしても断られてしまうのはこれが理由です。とにかく痛みやすいこの二つの施術。。
ですが、痛みやすいと初めから分かっていれば対策を取ることもできます。
どういうことかというと、縮毛矯正を傷ませない様に施術する!まず、ここの土台がしっかりしていればその後の施術も大分変わってきます。
普通に縮毛矯正をかけたら60点ほど減点されるのを40点の減点に抑えることができたらどう思いますか?
当然、ダメージが少なく仕上がりますよね?
土台としてここをしっかり構築していきます。
そのために必要なのが弱酸性縮毛矯正という種類の縮毛矯正を行えるスキルが必要になります。
弱酸性縮毛矯正についてはこちらを参考にしてください↓↓
こちらのブログを見ていただければ分かるとわかると思いますが、薬液を使用するにあたりPH(ペーハー)というのがあり、これをいかにコントロールできるかで髪への負担が変わります。※PH以外の重要な要素もあります。
髪の毛というのは一人一人、髪質やダメージ具合、くせなど様々です。もっというと、一人の髪の毛ですら前髪、サイド、襟足でも髪質やくせが異なり、さらに根元、中間、毛先でもダメージ具合が異なります。
なので、それに合わせた薬液を塗り分ける必要があります。
それにはそれ相応の知識も技術力も必要になるので、例えその場しのぎでも、いつも行っている美容室ではない所で縮毛矯正をかけてしまうのはその後の施術のリスクにもなりますし、一度髪の点数が少なくなった(傷んでしまった)部分は戻ることはないですので、ここの理解をしっかりして頂く事が縮毛矯正をしていてもデザインカラーを楽しめる秘訣になるのです。

弱酸性縮毛矯正→17050円
縮毛矯正をしていてもデザインカラーができる方法③カラーのやり方

縮毛矯正をしていもデザインカラーを楽しむには縮毛矯正による土台の構築が必要とご説明させていただきました。
次に重要になってくるのがカラーのやり方。
カラー剤にもたくさん種類があり、髪質や求める色に合わせて選定していけると髪への負担を最小限に抑える事ができまた思い通りの色を作ることができます。
詳しくはこちらのブログを参考に↓↓
https://enore-color.jp/blogs/color/3614/
そもそもデザインカラーというのは、先ほどの説明通り、インナーカラーやハイライトのような部分的に色の発色を変えるようなカラーの事を指します。
ですので、色の発色を変える部分に関してはブリーチが必須になります。
一度でもブリーチをしてしまうとその部分は切り落とすまでそのまま残り続けてしまうのでもし行う場合は、薬液を塗布する範囲や薬液濃度など慎重に調整する必要があります。
その上でカラーをする時、弱酸性カラーというカラー剤を使うことで髪へ負担を最小限に抑える事ができるので、
そもそも縮毛矯正とブリーチがかぶっている部分があるわけなのでダメージを最小限に抑えるように施術を完璧にコントロールできていたとしても髪が傷んでしまうのは事実ですので、ここをしっかり踏まえて何回も繰り返して色を入れる事ができる弱酸性カラーを推奨しています。

Q & A
Q.すでに縮毛矯正をかけていて髪の傷みが気になっています。その場合はブリーチはしない方がいいですか??> <
A.すでに縮毛矯正がかかっている場合はかなり慎重な判断が必要になります。結論からもしあげると髪の体力(点数)次第で施術は可能です。
ですが、この場合、土台であるダメージを最小限に抑えて縮毛矯正をかける。という所ができなくなってしまってるいるのでブリーチとその上に重ねるカラーで傷まないようにする為にコントロールするしかなくなってしまいます。
安全に施術をするとしたら、今後も縮毛矯正をかけるタイミングが訪れると思うので、その時に傷まないように土台を構築してからブリーチをするのが理想的ですが、デメリットとしては何ヶ月も下手したら何年も待たないといけなくなってしまいます。
そんなに待てない!という方は、最悪カットする事を覚悟の上でブリーチをするという形になります。
Q.縮毛矯正を繰り返し行なっています。デザインカラーのような一部のブリーチではなく、全体のブリーチをしたいのですができますか??
A.縮毛矯正をしていて、全体のブリーチをしても基本的な考えは同じなのでかける順番と薬液のパワーを調整することができれば施術は可能です。
が、両方の施術を繰り返し行なっていきたいと考えているのであれば個人的にはあまりオススメできません。
理由としてはダメージの点で両方のクオリティを落としてしまいかねないからです。もし行うとしてら先に縮毛矯正を行いその後にブリーチをするのですがその時に縮毛矯正をかけて真っ直ぐになって艶が出た所がブリーチによりパサついてしまいます。
Q.3日前に白髪染めをしたのですが縮毛矯正をかけられますか?
A.白髪染めというのは通常施術で使用されるファッションカラーと違い、配合されているアルカリの量が多くなっていることが多いです。
具体的に言うと、少し明るめのブラウン系で白髪染めをしていたらアルカリ量の多い白髪染めで髪を染めています。
ここで重要になってくるのは縮毛矯正をする直前に白髪染めをしてしまうと縮毛矯正の薬液を髪に塗布したときに本来とは違う反応(ダメージが出たり、逆に効きが悪くなったり)する可能性が上がります。
なので、白髪染めを行なってしまった場合は2週間以上空けてから縮毛矯正をするようにしましょう。
安全な施術の順番は縮毛矯正をしてから白髪染めをすれば無駄なダメージを最小限に抑えることができます。
薬液を調整すれば同時に施術することも可能なのでクセも白髪もお悩みの方はご相談ください。
Q.トーンアップのカラーと縮毛矯正は同時にできますか?
A.トーンアップのカラーと縮毛矯正は当日の施術は可能です。
ですが、避けた方がいい場合もあるので注意が必要な施術でもあります。
施術可能な場合はリタッチカラーの場合。
根本の伸びた部分を明るい色に合わせて2?5cm程度染めるので同時に施術しても問題はないのですが、初めてのカラーで髪全体をトーンアップしたい場合は施術するタイミングをずらした方がいいでしょう。
髪を明るくする場合は必ずアルカリ性という性質の薬液を使います。
トーンアップの場合はその中でも強めのアルカリを配合されている薬液を使用するので別日に縮毛矯正をかけた方が安全です。
その場合カラーを先に行い、髪を明るくしてから縮毛矯正すると良いでしょう。
??トーンをそのままか暗くするようなカラーの場合は縮毛矯正をしてから、カラーをするようにしましょう。
Q.市販のカラーを毎月していますが、縮毛矯正を安全にかけることは可能でしょうか?
A.市販のカラーを繰り返している髪は縮毛矯正を安全にかける可能性は低くなります。
なぜかというと、縮毛矯正というのはそもそもクセ毛を真っ直ぐにする施術です。
なので髪の状態によりかかり具合が異なります。
例えば、ブリーチをした髪に縮毛矯正をかけるのと、バージン毛に縮毛矯正をかけるのではどちらの方が綺麗にストレートになるのかは一目瞭然ですよね?当然バージン毛にかけた方が綺麗にストレートになります。
市販のカラー剤というのは通常のカラーに比べても何倍も髪が痛みます。
繰り返していると美容室で安全にかけたブリーチより痛みます。
その上、塗布するのは自分となると根本の伸びた部分だけ塗布しているつもりでもオーバーしすぎてしまったりすることが多いので本当に危険です。
綺麗なストレートにしたいと思っているようであればカラーの仕方も変えると全体の施術のクオリティが高くなります。
まとめ
本日は縮毛矯正をしていてもできるデザインカラーについて解説させていただきました。
ベースで縮毛矯正をできるだけダメージを最小限に抑えて施術を行い、その上でブリーチをしてカラーを行う。
ここをしっかりプランを立てながら間隔を適切に空けて施術をする事ができれば髪が過度に傷むことはありません。
これらの施術を行い、髪が傷んでしまう多くの理由はその時々の気分で施術をしてしまう所にあります。
くせがなんとなく気になってきたから縮毛矯正かける。とか、夏だしインナーカラー入れてみたいからする。など、その時の気分でやってしまうのは非常に危ないです。
髪の状態に合わせて、ちゃんと順番と間隔がありますのでしっかりと確認した上でプランを立てて施術を行いましょう。
美容師は髪の毛のプロですから、必ずあなたに合った施術方法を提案してくれるはずです!
もし心配でしたら年間1000人以上縮毛矯正を担当させていただいている僕が適切な方法を提案させていただきます。
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ENORE青山店 店長 沼崎裕樹

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