ダメージレスなパーマをかけたい人に読んでいただきたい7つの法則
2020/04/24
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2020/04/24
こんにちは!
美容室ENORE(エノア)青山店店長の沼崎です!
いきなりですが、今まで皆さんパーマをかけたことはありますか??
パーマってなんだか痛みそう、失敗したら怖い、というのはよく聞く不安の声です。
また、パーマをかけたのにただダメージだけ残った、全然かからなかった、すぐ落ちてしまった。。
という経験がある方もいるかもしれません。
本日僕が紹介させていただくのは、「パーマで失敗したことがある」「かかりが弱かった」などのお悩みを持つ人に向けた内容です。
パーマをかけるにあたって最低限知っておくべきことをご紹介したいと思います!
そもそも、なぜパーマをかけると髪はダメージを受けるのか知っていますか?
【パーマのメカニズムをわかりやすく説明すると……】
1.まずは薬剤で髪の表面を覆っているキューティクルをはがし、内側にある組織分解します。
2.そして次に、髪をカールさせた状態でさっき分解した組織を結合させます。これにより、カールがかかった状態で固定されるのです。
本来あるべき髪の構成を、いわば強引に異なる結合に変えることでカールのクセづけをするわけです。
表面のキューティクルをはがし、髪を形成する組織の形を変えるほどの薬剤を使っているので、当然それだけダメージを受けることになります。
ここで重要なのが、パーマで使う薬剤、そしてパーマの種類です。
パーマはお店によって種類や薬剤がかなり変わってきてしまいます。
今までパーマをかけて失敗してしまった方、そのお店ではどういう薬剤を使いどういうパーマをかけたか理解できていたでしょうか??
パーマの種類、特徴に合わせて適切な薬剤を使うことがパーマのダメージを最小限に抑える方法なのです。
「パーマ」と一口に言っても、様々な種類があります。
どういうパーマにどんな特徴があるのかを知っておきましょう。
パーマの種類は大きく分けて3種類です。
・コールドパーマ
・クリープパーマ
・デジタルパーマ
細かく派生していくともっと種類があるのですが、お店ごとに呼び名が違かったりするのですが、基本的にはこちらの3つの種類になります。
こちらのパーマは昔からあるパーマで一番メジャーなパーマになります。
特徴としては髪が濡れている時にしっかりとしたリッジの効いたパーマが出て、乾いてくると少しウェーブが緩くなってきます。
乾いて来るとパーマが緩くなって来るのが特徴なので、ムースやワックスなどのスタイリングが必須になります。
根元から立ち上がりのあるパーマをかけることができるのでメンズやショートの方にオススメ。
スタイリング次第では色々な動きを出すことが可能なのが特徴。
基本的な工程もコールドパーマと同じなのですが、ダメージを抑えるためにスチーマーに入れる作業がプラスされるので施術時間が大幅にかかってしまうというデメリットがあります。
仕上がりとしては緩いパーマになるのが特徴。
ダメージを伴うので持ちもイマイチ。。
こちらのパーマはロッドを巻く作業にプラスして加温していくので形状記憶させることのできるパーマ。
デジタルパーマもコールドパーマにプラスして温めていくので時間がかかるのが特徴。
温める温度も70度〜100度くらいまで熱を加えるので髪が傷んでしまう危険性があり、熱を加える分根元までロッドを巻くことができないので再現性が低いのが特徴。
・・・
パーマには、好みの仕上がりに合わせて特徴がありますが、それぞれにデメリットもあるのです。
そこでau-beでは、オリジナルの弱酸性デジタルパーマをオススメしています。
au-beオリジナルの弱酸性デジタルパーマは、au-beにある弱酸性の薬剤を使用しダメージを極限に抑える事ができるパーマ。
上記のデジタルパーマと工程は同じなのですが加温する温度が40度〜60度なのでダメージを最小限抑えることが可能です。
【弱酸性になるとどんないいことが起こるのかというと…】
従来のパーマ剤で使用されていたアルカリという成分は髪のキューティクルを開き髪を膨潤させてパーマをかけます。そうすると髪内部のタンパク質の流失を招きダメージの原因になってしまいます。
弱酸性の場合、髪を膨潤させることなくパーマの成分(還元剤)を浸透させることができるのでダメージを最小限に抑えパーマをかけることが可能なのです。
髪への浸透率がいいので加温する温度も従来のデジタルパーマのように高くすることなく、早い施術時間でできます。
なので仕上がりもパサっとした感じにはならず、コテで巻いたように艶々な仕上がりになります。
弱酸性デジタルパーマ+カット ¥18700
髪が太く、硬い髪質の方は比較的パーマの持ちがよく、落ちにくいです。
反対に髪が細く、柔らかい髪質の方はパーマが落ちるのが早くなります。
パーマをかける種類によっても持ちの長さは多少異なり、やはり薬剤だけのパワーでかけるコールドパーマは比較的早く取れてしまいます。
薬剤だけでなく、加熱をする弱酸性デジタルパーマの方が持ちが良いのです。
デジタルパーマに比べるとダメージも小さいので、持ちの良さはそのままに、でもダメージを抑えたいという方にぴったりです。
パーマを少しでも長く維持させるには、ホームケアも大切です。
美容院に行ったらそれっきり、ではなく、ちょっとの気づかいをするだけで持ちがよくなります。
シャンプーについて、まずはパーマをかけたその日はシャンプーは控えた方がいいでしょう。
パーマの施術中に持ちが良くなるようにしっかりと形状を固めていくのですが、特に洗浄効果の強すぎるシャンプーを使ってしまうと落ちてしまう危険があります。
シャンプーの選び方はお客様が求めているものによって変わってくるのですが、
何を第一優先にするかがポイントになってきます。
・潤いをもたせたい
・毛先の引っ掛かりをなくしたい
・髪のダメージのケアをしたい
・髪の乾燥のケアをしたい
・コスパを優先したい
などシャンプーを選ぶ優先順位はそれぞれだと思うのですが、ヘアケアを優先するのであれば市販で売られている洗浄効果の強いノンシリコンシャンプーは選ばない方がいいです。
僕がオススメしているのはノンシリコンのアミノ酸を豊富に含んだシャンプー。
シャンプーって毎日することなので慎重に選んでいただくことがヘアケアの第一歩です。
乾かし方はどういう風な仕上がりにしたいかによって変わってきてしまう所ではあるのですが、全員に共通してより効率的にヘアケアをしながら乾かすやり方があります。
まずは根元の方から擦りながらしっかりと風を当てて乾かすこと!
よくありがちなのが毛先の方から乾かす。これをやってしまうとどうなってしまうのかというと、毛先の方が乾いた状態で根元の方を乾かすことになるので、根元を乾かしている最中に必ず毛先の方も風が当たりオーバードライ(乾かしすぎ)になってしまいパサつきの原因に。。
なので根元をしっかりと擦りながら乾かすことが重要!これはロング、ミディアム、ショート全てに言えるやり方です。
パーマの場合、毛先の方が7割〜8割くらい乾いた状態で両サイド顔側に向かってねじりながらドライヤーの風を当てていくと落ちかけのパーマでも復活させることができます。
そのあとにお好みでワックスをつけるとよりリッジの効いたパーマ感を出すことができます。
「パーマとカラーは一緒に施術することができるのでしょうか??」
お客様からよく聞かれる質問です。
「他のお店だと負担が大きくなってしまうので別々にやった方がいいと言われたのですが大丈夫ですか?」
正直なところ、アルカリパーマとアルカリカラーで施術するのであれば別々にした方が良いと僕も思います。
アルカリカラーと弱酸性デジタルパーマでもまたは逆パターンでも同じです。
なぜかというとアルカリが入っている以上髪への負担が大きいから。。
【なのにどうしてau-beには同時施術メニューがあるのか?】
答えは弱酸性という優しい薬剤を使っているから!
どこがどう優しいのかというと髪の毛と同じPH(ペーハー)で施術する所にポイントがあります。
髪の表面にあるキューティクルを開いて薬を浸透させるアルカリに対し、弱酸性の場合キューティクルの開きを最小限に抑え施術することができます。
キューティクルが開くと髪内部の栄養成分が外に漏れてしまいダメージの原因に。。
髪が濡れたまま寝てしまうと傷むのは、髪が濡れている時はキューティクルが開いてる状態にあるためです。
弱酸性の薬剤でできる限りダメージを抑え綺麗な発色、ツヤツヤな手触りを可能にします。
弱酸性ストパーカールというのは根元の癖や広がりが気になっている所に弱酸性縮毛矯正、毛先は弱酸性デジタルパーマで動きを出すスタイルです。
こちらのメニューはストレートとパーマを一緒に行うのでダメージによって施術できる範囲が限られてくるのですが、ストレートだけのストンとした感じではなくて癖ももちろん伸ばしたい、けどパーマ感も欲しい!
そんな方にオススメしているメニューになります。
ビフォーアフターで仕上がりを見ていきましょう!
では早速、施術前はこちら▼
全体に広がりが目立ってしまっていて扱いづらい状態になってしまっています。
施術後はこちら▼
全体の広がりが抑えられつつカールもしっかりと形成されているのがわかりますね!毎日巻く手間が省かれ、アイロンを使うたびに傷むんじゃいかと思いながらやるストレスから解放されます。
伸ばし中だけど変化が欲しい。
そういった方にもオススメのメニューになります!
A.パーマをかけた直後であるのであれば少し間を空けた方が理想的です。なぜかというとパーマがかからなかったにせよ薬剤が髪に浸透しているのには違いがない為、最低でも2週間は間隔を空けた方がいいでしょう。
パーマがかからなかったのには理由は様々だとは思うのですが、軟毛でダメージがある髪の場合もう一度かけてもかからない可能性があるのでヘアケアを見直し万全の状態でパーマをかけるといいと思います!
A.正直これはかからない可能性が高いです。。ブリーチをしている場合、髪に必要な栄養成分が外に流失してしまっているので髪内部が空洞状態に。パーマをかけるのに必須なシスチン結合が切断されているのでかからないケースがほとんどです。
稀にかかる場合もありますが、すぐにだれてしまいます。
ブリーチされているハイトーンに綺麗なパーマがかかっているのって理想的ですよね?
もしブリーチのパーマを望むのであれば先にパーマをかけてそのあとにブリーチをすることをオススメします。
A.デジタルパーマは施術時間が長くかかってしまうイメージなのですが、弱酸性の薬剤を使用している為、施術時間を大幅にカットすることができ長くても約2時間ほどを見ていただければ大丈夫です。
A.縮毛矯正をかけた髪はパーマをかけることができない事が多いです。詳しくはこちらのブログをご覧ください→縮毛矯正をかけた髪でもパーマをかけることができるのかどうか
今回は僕が説明させていただいたパーマの種類、特徴など知らなかったこともたくさんあったと思います。
少しでもパーマに対する抵抗や失敗してしまった不安を取れたら僕もこの記事を書いてよかったと思うことができます。
美髪を手に入れ理想的なパーマスタイルを作れるように最善の提案をさせていただきます。
青山店 沼崎裕樹
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得意な技術は縮毛矯正をメインとした髪質改善。絹の様な質感のあるストレートスタイルになる為に髪へのダメージを最小限に抑え施術し、過去のダメージを改善しつつまとまりやすいヘアスタイルを提供いたします!