ハイダメージ毛向けシャンプーの選び方|市販とサロン専売の違い・おすすめを解説

こんにちは!髪質改善が得意な美容室ENORE(エノア)代表の田口です。

ブリーチやカラー、縮毛矯正を繰り返した髪に合うシャンプーを選ぶなら、洗浄成分がマイルドかどうかと、髪の内部にアプローチする成分が入っているかどうかの2点で判断するのが近道です。

カラーやブリーチ、縮毛矯正などの施術を繰り返し行っていると

「毛先がザラついてブラシが引っかかる」
「インナーカラー部分だけ色落ちが早い」
「いろいろ試したけれど、どれも同じような気がする」

このように髪の変化を感じている方も多いのではないでしょうか。

ハイダメージ毛は、髪の内部が空洞になりやすい状態のため、洗浄力の強いシャンプーを使うと乾燥やきしみが起こりやすく、こうした悩みにつながってしまいます。

この記事では、ハイダメージ毛向けおすすめのENOREシャンプーや避けたい成分、市販とサロン専売の違い、悩み別の選び分けまでをまとめました。

シャンプー選びに悩んでいるハイダメージの方は、ぜひ参考にしてください。

まずはおすすめの3種類からご紹介します。

目次

ハイダメージが気になる髪におすすめのENOREシャンプー3選

美容室ENOREでは、髪や頭皮への負担を抑える洗浄成分と、内部を補うケラチン系の成分を組み合わせた設計で、3種類のシャンプーをご用意しています。

商品名こんな人におすすめ主な成分
ENORE(エノア)弱酸性シャンプー髪の弾力・しなやかさが気になる人/乾燥や頭皮のかゆみが気になる人ココイルグルタミン酸TEA(アミノ酸系洗浄成分)、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドDEA、加水分解ケラチン(羽毛・羊毛由来)
ENORE(エノア)ヘアシャンプー forフォルム髪のボリュームをおさえたい人/うねりやくせが気になる人オイルケラチン(イソステアロイル加水分解ケラチン)、プロテクトケラチン(ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン)、ココイルメチルタウリンタウリンNa、ルイボスエキス
ENORE(エノア)エイジングケアシャンプー髪が細くなった・ハリ不足が気になる人/カラーの色持ちが気になる人ココイルメチルタウリンタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、13種の多種アミノ酸、ヘマチン、ルイボスエキス

それぞれの特徴を詳しくご紹介します。

ENORE(エノア)弱酸性シャンプー

こんな人におすすめ

  • 髪の弾力やしなやかさが気になる人
  • 乾燥や頭皮のかゆみが気になる人
  • 髪と頭皮への負担を抑えて洗いたい人

「洗った後に髪がきしんで、指が通らない」というお悩みは、サロンでもよくいただきます。

そうした乾燥やしなやかさの低下が気になる方に向けて設計したのが、ENORE(エノア)弱酸性シャンプーです。

アミノ酸系の洗浄成分(ココイルグルタミン酸TEA)をベースに、羽毛由来と羊毛由来の加水分解ケラチンを組み合わせました。

一般的な洗浄力の強いシャンプーは、皮脂と一緒に髪の中身まで洗い流してしまいます。

一方こちらは、必要なうるおいを守りながら洗い上げ、失われたタンパク質を補うことをめざした処方です。

毎日のシャンプーから見直したい方は、まず1本試してみてはいかがでしょうか。

ENORE(エノア)ヘアシャンプーforフォルム

こんな人におすすめ

  • 髪のボリュームをおさえたい人
  • もともとうねりやくせが気になる人
  • 縮毛矯正をしている人

「湿気の多い日は、朝セットしても昼には広がってしまう」と感じたことはありませんか。

髪の広がりやうねりは、内部の水分の入り方が均一でないことが原因のひとつです。

ENORE(エノア)ヘアシャンプーforフォルムは、オイルケラチンとプロテクトケラチンに加え、ココイルメチルタウリンタウリンNaとコカミドプロピルベタインを組み合わせた洗浄設計になっています。

表面を一時的にコーティングしてまとめるのではなく、洗いながら髪の状態を整えられます。

うねりや広がりが気になる方はチェックしてみてくださいね。

ENORE(エノア)エイジングケアシャンプー

こんな人におすすめ

  • ブリーチやカラーを繰り返している人
  • 髪が細くなった・ハリがなくなったと感じる人
  • カラーやパーマの色持ちが気になる人

「毎回のカラーで、どんどん髪が弱くなっている気がする」というお声は、ハイダメージ毛の方からよくいただきます。

ブリーチやカラー、パーマを繰り返すと、薬剤による負担が髪に蓄積し、内部の成分が流出しやすい状態になります。

さらに、施術後に髪内部へ薬剤の影響が残ってしまうことも、パサつきや色持ちの悪さにつながる一因です。

ENORE(エノア)エイジングケアシャンプーは、ココイルメチルタウリンタウリンNaとコカミドプロピルベタインを洗浄成分に、13種の多種アミノ酸、ヘマチン、ルイボスエキスを配合しています。

ヘマチンは、カラーやパーマの薬剤による影響をケアする目的で使われる成分で、繰り返しの施術によるダメージが気になる髪に、色持ちのサポートも期待できます。

繰り返しの施術でダメージが蓄積してきた髪を、毎日のシャンプーから見直したい方はぜひチェックしてみてください。

ハイダメージ毛とは?普通のシャンプーが合わなくなる理由

ハイダメージ毛とは、カラーやパーマなどの施術、そして日々のシャンプーやドライヤーなどの積み重ねによって、髪の内部と表面の両方が傷んでしまった状態のことです。

まずは、いま髪の中で何が起きているのかを整理してみましょう。

ブリーチや縮毛矯正で髪の内部がスカスカになる

髪は、表面のキューティクルと、その内側にあるタンパク質や水分でできています。

ブリーチや縮毛矯正、繰り返しのカラーリングは、このキューティクルを一度開いて、薬剤を髪の内部に届けることで効果を出す施術です。

しかしこのとき、髪内部のタンパク質や水分も一緒に流れ出てしまいます

抜けた部分は空洞のようになり、そこへ水分が入り込むことで、濡れるとゴムのように伸び、乾くとパサついて広がるという状態になります。

つまりハイダメージ毛は、「表面が荒れている」だけでなく、「中身が減っている」状態でもあるのです。

洗浄力の強いシャンプーだと乾燥やきしみにつながる

キューティクルがめくれた髪は、内部の成分が外に流れ出やすい状態になっています。

そこに洗浄力の強いシャンプーを使うと、汚れだけでなく、必要な皮脂やタンパク質まで一緒に洗い流してしまいます

  • 洗い上がりのきしみ
  • 乾かした後のザラつき
  • カラーの色落ちが早い

こうした症状は、シャンプーの洗浄力が、いまの髪の状態に対して強すぎるサインであることが少なくありません。

ハイダメージ毛のシャンプー選びで「洗浄成分」が重視されるのは、このためです。

ハイダメージ毛チェックリスト

いまの髪の状態を、次の項目で確認してみましょう。

  • ブリーチを2回以上している
  • カラーと縮毛矯正、またはパーマを併用している
  • 濡れた髪がゴムのように伸びる感覚がある
  • 乾かした後に毛先がザラつく
  • ブラシや指を通すと途中で引っかかる
  • 毛先にかけて明らかに髪が細くなっている

3つ以上あてはまる場合は、ハイダメージ毛の状態に近いと考えられます。

次は、そんな髪に合わせたシャンプーの選び方をご紹介していきます。

ハイダメージ毛向けシャンプーの選び方3つ

商品名やパッケージのイメージだけで選んでしまうと、次に買い替えるときにまた同じように迷ってしまいます。

ここでは、どの商品にも当てはめられる3つの判断軸をご紹介します。

洗浄成分はアミノ酸系・タウリン系から選ぶ

ハイダメージ毛のシャンプー選びで、まず注目したいのが「洗浄成分の種類」です。

アミノ酸系やタウリン系の洗浄成分は、汚れをしっかり落としながらも、髪や頭皮への負担を抑えやすいのが特徴です。

なお、これらと似た性質を持つベタイン系もあります。

成分表には、次のような名前で記載されています。

種類代表的な成分名
アミノ酸系ココイルグルタミン酸Na、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルメチルアラニンNa
タウリン系ココイルメチルタウリンNa、ココイルメチルタウリンタウリンNa
ベタイン系コカミドプロピルベタイン

これらが配合されているシャンプーは、洗い上がりのきしみを抑えやすい傾向があります。

髪の内部にアプローチする成分が入っているかどうか確認する

やさしい洗浄成分を選んでも、それだけでは髪の内部の状態まではカバーしきれません。

そこであわせてチェックしたいのが、「内部までアプローチする成分」の有無です。

ハイダメージ毛のケアには、次のような成分が入っているかを確認してみましょう。

  • 加水分解ケラチン:髪の主成分に近いタンパク質で、内部の空洞を補うことが期待できる
  • ヘマチン:カラーやパーマの薬剤による影響をケアする目的で使われ、ハリやコシ、色持ちのサポートが期待できる成分
  • PPT(ポリペプチド):タンパク質を細かくした成分で、髪になじみやすいのが特徴

「洗浄成分でやさしく洗い、内部までアプローチできる成分で補う」という組み合わせが、ハイダメージ毛のケアの基本になります。

成分表の上位に並ぶ洗浄成分をチェックする

化粧品の成分表は、配合量が多い順に並べるというルールがあります。

ただし、1%以下の成分は順不同で記載できます。

(出典:日本化粧品工業会「化粧品の成分表示名称」より)

つまり、上位に並ぶ成分を見れば、そのシャンプーがどんな性格を持っているかがおおよそわかるのです。

多くの場合、1番目は「水」で、その次に主となる洗浄成分が続きます。

ここにアミノ酸系やタウリン系の成分名があれば、マイルドな洗浄設計だと判断できます。

反対に、上位に洗浄力の強い成分が並んでいる場合は、ハイダメージ毛には洗浄力が強すぎる場合があります。

パッケージの「ダメージケア」という表示だけで判断せず、裏面の成分表まで確認する習慣をつけておくと、今後のシャンプー選びでも迷いにくくなりますよ。

ハイダメージ毛が避けたいシャンプーの成分

実際にサロンでも、「やめた方がいい成分はありますか」という質問をいただきます。

すべての方に当てはまるわけではありませんが、ハイダメージ毛の方が注意しておきたい成分がいくつかあります。

洗浄力が強すぎる高級アルコール系

高級アルコール系は、泡立ちがよく洗浄力の高い洗浄成分です。

成分表には、次のような名前で記載されています。

  • ラウレス硫酸Na
  • ラウリル硫酸Na

これらが成分表の上位にあるシャンプーは、皮脂が多い髪には向いていますが、ハイダメージ毛の場合は必要なうるおいまで落としてしまうことがあります。

なお、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは硫酸系ではなく、植物由来のスルホン酸系の洗浄成分です。

単体では洗浄力が高いため、これが成分表の1〜2番目に来る場合は注意が必要ですが、アミノ酸系と組み合わせて泡立ちと洗い上がりのバランスを取る目的で少量配合されるケースもあります。

エノア弱酸性シャンプーでも、アミノ酸系洗浄成分を主体としたうえで、泡立ちを補う目的でこの成分を配合しています。

手ざわりだけを整えるタイプ

シリコーンやオイルで表面をコーティングし、使った直後の手ざわりをよくするタイプのシャンプーもあります。

これ自体が悪いわけではなく、摩擦を防ぐという大切な役割があります。

ただし、髪の内部にアプローチする成分が入っていない場合、洗い流すとまたもとの状態に戻ってしまいます

「使っているあいだは調子がよいのに、変化が続かない」と感じる場合は、表面だけのケアになっていないか、成分表を見直してみてくださいね。

市販とサロン専売はどちらを選ぶべき?

お客様から「サロン専売の方がよいのはわかるけれど、価格が気になる」という声も多くいただきます。

それぞれの違いを整理してみましょう。

市販とサロン専売の違いを比較

市販とサロン専売の違いは、以下の表を参考にしてください。

項目市販のプチプラ市販の中価格帯サロン専売
価格帯の目安1,000円前後1,000円〜3,000円程度2,000円〜6,000円以上
主な洗浄成分高級アルコール系が中心高級アルコール系とアミノ酸系が混在アミノ酸系・タウリン系が中心
内部にアプローチする成分配合量は控えめな傾向プチプラよりは意識した設計が増える配合設計に重点を置く傾向
買える場所ドラッグストア、ドンキ、通販ドラッグストア、バラエティショップ、通販美容室、公式通販
向いている状態軽度の傷み軽度〜中程度の傷みハイダメージ毛

価格帯の目安は、2026年8月時点で、主要通販サイトおよびドラッグストアの店頭価格を参照しました。

市販品がよくないというわけではなく、想定している髪の状態が違う、というのが実際のところです。

ブリーチを重ねた髪であれば、洗浄成分と内部までアプローチできる設計にこだわったサロン専売品の方が、状態に合いやすいものが多いです。

ドラッグストアやドンキで選ぶときのポイント

身近な店舗で選ぶ場合も、基本的な判断軸は変わりません。

まずは裏面の成分表を確認し、上位にアミノ酸系やタウリン系の洗浄成分が記載されているかをチェックしましょう。

あわせて、加水分解ケラチンなどサポートする成分が入っているかも確認できると、より納得して選べます。

テスターがあれば、香りやテクスチャーも試しておくと、毎日無理なく続けられる一本が見つかりやすくなりますよ。

悩み別に見るハイダメージ毛向けシャンプーの選び方

同じハイダメージ毛でも、髪質や髪の状態によって意識したい成分は変わります。

「とにかく高保湿のものを選べばよい」とは限らないんです。

症状・悩み別おすすめ診断表

いまの髪の状態に近いものから、意識したい成分をチェックしてみましょう。

いまの髪の状態意識したい成分
弾力がない/乾燥する/頭皮のかゆみが気になるアミノ酸系洗浄成分、加水分解ケラチン
うねりが気になる/広がる/湿気でまとまらないイソステアロイル加水分解ケラチンなどのケラチン誘導体
髪が細くなった/ペタンとしやすい/色落ちが早い多種アミノ酸、ヘマチン

上の表で気になる成分があった方は、記事冒頭の商品表もあわせてご確認ください。

あてはまる項目が複数ある場合は、いちばん気になっている悩みを基準に選んでみてください。

市販品やサロン専売品を選ぶときも、この表の成分を目安にすると選びやすくなりますよ。

ハイダメージ毛の正しい洗い方

シャンプーを変えたら、洗い方もあわせて見直してみましょう。

同じ製品を使っても、洗い方によって仕上がりは大きく変わります。

手順ポイント
1.予洗い38度前後のぬるま湯で2分程度しっかり流す
2.シャンプー剤をつける頭皮に直接つけず、手のひらで泡立ててから襟足〜中間、毛先へ
3.洗うこすらず、頭皮を揉み上げるようにマッサージ洗い
4.すすぎ2分程度を目安にしっかり流す
5.トリートメント毛先→中間→内側→前髪の順に、目の粗いコームでなじませる

より詳しい手順は、ENORE公式サイトの記事でくわしく解説しています。

◆シャンプーの正しい手順をくわしく見る

【FAQ】ハイダメージ毛向けシャンプーのよくある質問

最後に、サロンでよくいただく質問にお答えします。

シャンプーだけで傷んだ髪は元に戻りますか?

残念ながら、一度傷んだ髪が、施術前とまったく同じ状態に戻ることはありません。

髪は肌と違い、生えてきた後は自ら生まれ変わることがないためです。

ただし、内部までアプローチする成分などで補い、これ以上のダメージを防ぐことで、手ざわりやまとまりを整えていくことは十分に期待できます。

髪を「元に戻す」というよりも、「これ以上傷めずに、大切に育てていく」と考えると、ケアを続けやすくなりますよ。

なお、傷みが強く出てしまった毛先については、シャンプーやケアだけで扱いやすさを取り戻すのが難しい場合もあります。

枝毛や切れ毛が目立つ部分は、思い切ってカットしてしまった方が、結果的に髪全体がまとまりやすくなることも少なくありません。

ドラッグストアやドンキでも買えますか?

サロン専売品は、原則として美容室と公式通販での取り扱いになります。

ドラッグストアやドンキで探す場合は、成分表の上位にアミノ酸系やタウリン系の洗浄成分があるかを確認してみましょう。

どれくらいの期間で変化を感じられますか?

手ざわりの変化は、数回の使用で感じる方もいます。

ただし、髪全体のまとまりについては、1か月ほど継続して使い、様子を見るのがおすすめです。

新しく伸びてきた部分と、以前から傷んでいる毛先とでは、髪の状態が異なるためです。

きしみやごわつきが気になる場合はどうすればいい?

まずは、すすぎ残しがないかを確認してみてください。

次に、使っているシャンプーの洗浄成分が、いまの髪の状態に対して強すぎないかを見直しましょう。

そのうえで、トリートメントを毛先からなじませるようにつけると、ごわつきが和らぐ場合があります。

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まとめ

ハイダメージ毛のシャンプー選びは、「洗浄成分がマイルドかどうか」と「髪の内部にアプローチする成分が入っているかどうか」の2点を基準にすることで、迷いにくくなります。

成分表を確認するときは、上位にアミノ酸系やタウリン系の洗浄成分があるか、そして加水分解ケラチンやヘマチンなども配合されているかをチェックしてみてください。

一度傷んだ髪を元通りにすることはできませんが、髪に合ったシャンプーを選び、正しい洗い方を続けることで、これ以上のダメージを防ぎながら、手ざわりやまとまりを少しずつ整えていくことができます。

今回ご紹介したENOREのシャンプーは、いずれも髪や頭皮への負担を抑えながら、内部を補うことを意識した処方です。

乾燥・きしみが気になるなら弱酸性シャンプー、広がり・うねりならforフォルム、細さ・色落ちならエイジングケアシャンプーが目安です。

いまの髪の状態に合わせて、ぜひ一度試してみてください。

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