【根元折れで悩んでる方必読】縮毛矯正で根元が折れてしまう原因とたった1つの修正方法ご紹介!

こんにちはエノア青山店店長の沼崎です。
縮毛矯正を繰り返し施術をされている方の中でよくあるミスであるのが根元折れになります。
根元折れというのを初めて知ったという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
根元折れというのは、縮毛矯正をかけた後、新しく生えてきた毛がカクっと折れた状態で生えてきた毛の事を言います。
本日ご紹介させていただくのは、過去の縮毛矯正で根元が折れてしまった事のある方に特に読んでいただきたいブログです。
結論から言うと一度根元折れになってしまうと、もう一度縮毛矯正をかけ直すしか方法はありません。
もっと言うと一度根元折れになってしまっている方、または過去に根元折れになってしまいそのままの状態になってしまっている方は弱酸性縮毛矯正で丁寧に真っ直ぐにすることでお悩みの改善に繋がります。
根元折れを経験されていなくても参考になればと思いますので、いつも縮毛矯正がうまくいかないとお困りの方は是非参考にしてみてください!
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縮毛矯正で根元折れしてしまう原因


根元部分の折れというのは写真の様に元々の癖とは別にカクッと折れてしまっている状態を指します。
根元部分が折れてしまう原因は100%、最初につける一液の付け方によるものになります。
縮毛矯正は最初の薬液で髪の毛を軟化という本来の髪の毛より柔らかい状態を作っていきます。こうする事でアイロンの熱が入り癖が伸びるという簡単に説明するとこういう工程になります。
根元が折れてしまう原理は最初の液で髪を柔らかい状態にしていくので頭皮まで液をつけると髪の毛が生えてる所から軟化されることになります。そうするとどうなるかというとその場では全体が縮毛矯正がされていい感じになっているのですが、髪が少しでも伸びてくると頭皮まで塗布した部分がそのまま伸びていき折れた状態で伸びてきてしまうという原理になります。
文字だとわかりづらいので絵でご説明いたします。

頭皮から薬液をつけ軟化させアイロンをして仕上げると右の絵の様にボリュームが落ち着き頭皮側に落ち着きます。
この状態ではそこまで違和感はないのですが1ヶ月後どうなるかというと、、、

頭皮から薬液をつけ根元全体を軟化させてしまうと、頭皮の内側から生えてきた部分から押し出され、折れた状態で出てきてしまいます。これが最初に紹介した写真の状態です。
こうなってしまうと治すのは非常に難しく、折れてしまっている部分は通常の矯正部分より傷んでしまっているのでよりダメージケアをしなければいけない状態になっています。
こうならない為に僕ら美容師が徹底しなければいけないのが根元から5㎜~1㎝空けるという事です。

そうすると自然に馴染む様に髪が伸びていくのでカクッと折れなくなります。
今、ご説明させていただいた事は美容師としては絶対に守らなくてはいけない基本中の基本なのですが中には縮毛矯正のミスとしてよくあがる根元折れをご紹介させていただきました。
部分的になってしまったり、全体がなってしまったりお困りのお客様からのお声をたくさん耳にしたので根元折れでお困りの方は是非一度ご相談ください。
では、ここからはそれを踏まえより綺麗に縮毛矯正をかけられる様に工夫しているこだわりなどをご紹介させていただきます。
根元折れにならない為に必要な縮毛矯正のテクニック+根元折れ修正
縮毛矯正をかけるのにあたり1番重要と考えているのは最初に行う一液の塗布。
アイロンワークももちろん重要なのですが、アイロン以前にしっかりと部位ごとに薬液を塗り分けがしっかりできていないとアイロンをいくら頑張ったところでストレートにする事はできません。
むしろ、元々矯正がかかっている部分に過剰に液をつけてしまいダメージになってしまったりなどストレートになることの重要度の他にダメージを悪化させてしまうケースもあるのです。
ではここでは実際に根元折れになってしまった髪+過去の矯正部分が残っている髪への縮毛矯正のやり方をご説明させていただき、施術前施術後の髪の違いなどをみていただければと思います。
施術前


元々の癖と所々根元の折れている部分が混ざっている状態。加えて中間から毛先にかけては過去の縮毛矯正の所がしっかり残っており根元の所々折れている所、地毛のくせ、過去の矯正部分と3段階に分かれている状態になります。
この場合、根元の所々折れている所、根元の癖の部分と中間から下の矯正部分は同じ薬剤を塗布してしまうと半年前にかけた矯正部分はダメージになってしまいます。くせ自体も頭皮から生えている髪のくせが全て同じという訳ではないので部位ごとにしっかりと分けて薬剤を塗布していきます。
ですので、今回はこの様に9つに分けて薬液を塗布していきます。


使う薬剤は全部で5種類とトリートメント。

癖の強さ、ダメージ、部位、髪の強度、仕上がりのイメージなど考慮して薬剤は選んでいきます。一人一人、癖やダメージは異なりますのでその方に合わせた薬剤を毎回作っていきます。
根元から中間まではしっかりと癖を伸ばす薬剤。中間から毛先はトリートメントを多めに配合した薬剤をつけて時間を置きます。

矯正の液もトリートメントもどちらも白いので同一に見えますがしっかり塗り分けられています。

先ほどのお話に戻りますが根元付近をよく見てみると根元から約1cmほど空いているのがお分かりでしょうか??これを薬剤を塗る部分全体にしっかりと意識すれば根元が折れるということは一切なくなります。
その後、薬剤を流した後乾かしてアイロンを通していくのですが弱酸性縮毛矯正の場合、通常の矯正よりダメージがかからない反面、アイロンをしっかりと通さないと仕上がりに影響するのでスライスも1cm未満で全体をアイロンしていきます。

弱酸性縮毛矯正についてはこちらのブログを参考に↓
アイロンをし終えたら定着させる薬液を塗布し流して乾かしたら縮毛矯正終了。
仕上がりはこちらになります。



ダメージを負っている髪でも根元が折れてしまっている場合も薬剤をしっかりコントロールする事ができればこの様に綺麗なストレートスタイルに仕上がる事ができます。
ダメージのないくせはいくら強くてもストレートにする事が可能ですが、他店での過度な矯正を繰り返していたりブリーチをしていたりなどダメージを修繕しながらの縮毛矯正は段階も踏んで施術する必要がありますのでしっかりとカウンセリングで相談しながら施術していく事をお勧めします。
根元折れビフォーアフター
半年前に根元折れ後の修正

約半年前に縮毛矯正を行い、かけてから数週間で違和感を感じそのまま伸びていくにつれ根元折れの部分があらわになり、ビフォーの写真の中間部分がカクッと折れている状態。
幸い、強く縮毛矯正かかかりすぎていたわけではなく断毛もしてなかったので、綺麗な収まりのいい仕上がりに落ち着くことができました。
強めの折れでチリチリになっている根元の折れ修正

3ヶ月前に縮毛矯正を行い、根元折れになってしまった状態。
かなりしっかり折れてしまっているので新しい毛が生えることで押し出され、折れてしまっている部分がジリジリとする質感になっているのでこれ以上傷まないように修正をすることで綺麗に収まります。
口コミ

初来店時からは見違えるようになりましたね!
今後もさらに綺麗になるように頑張っていきましょう!

ダメージもだいぶ改善されましたね!!ストレートは自然さが命なのでさらに綺麗になるように一緒に頑張りましょう!

嬉しいお言葉をありがとうございます!今後もよろしくお願いします!!
Q&A
Q.根元折れになってしまった場合、どれくらいの期間を空けてから施術ができるでしょうか?
A.縮毛矯正を繰り返して施術をしている方は心あたりがあるの思いますが、根元折れになるくらい縮毛矯正を根元からかけられてしまった場合、仕上がりが頭皮にビタッと張り付くような状態になります。
数週間すると髪の毛が数ミリ伸びてくるので、そうするとポキっと折れて新しい毛が生えてきます。
上記の説明でもあるのですが、根元折れの修繕はもう一度縮毛矯正をかけるしか方法がありません。ですので一定の期間は空ける必要があります。根元折れになってしまった縮毛矯正をかけて日から最低でも 3ヶ月は空けてに根元折れの修繕の施術をするのが良いでしょう。
Q.根元折れになってしまった部分をそのままにしておいたらどうなってしまいますか?
A.根元折れになってしまった部分をそのままにしておくと断毛と言って髪の毛がそれてしまった部分からプチッと切れてしまいます。
簡単な話、切れ毛ですね。
根元折れになってしまう場合根元から数センチの所で起こってしまうので切れてしまうとピンピンした細かい毛がでてしまいます。
切れてしまってからでは修繕のしようもないので半年以上などの期間の明け過ぎはしないことをお勧めします。
まとめ
縮毛矯正をするにあたり重要なのは一液の塗布。
根元が折れてしまう原因は一番最初につける一液を根元5㎜~1㎝開ければ折れてしまうことは基本的にございません。
根元が折れてしまう事以外に縮毛矯正におけるダメージの原因も一液の塗布にあります。癖の部分なのかダメージが原因で広がっているのかをしっかりと見極めながら施術する事が重要になります。
すでに根元が折れてしまっている方に関しては可能な限り修繕できる様に施させていただきますのでそちらもご相談ください。
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