こんにちは。弱酸性縮毛矯正と髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)表参道店榊原です。
縮毛矯正で綺麗なストレートヘアを維持したいけれど、
「どのくらいの頻度でかけ直せばいいの?」
「どれくらい持つの?」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、縮毛矯正をかける頻度は髪のダメージや仕上がりの美しさ、さらには毎日のお手入れのしやすさにも大きく関わっています。
自分に合った頻度で縮毛矯正をかけることで、綺麗なストレートヘアを長く維持しやすくなり、朝のスタイリングもぐっと楽になります。
そこで今回は
・縮毛矯正の適切な頻度
・頻度に個人差が出る要因
・次の施術までのホームケアと長持ちさせる方法
・頻度に迷ったときに美容師へ相談したいポイント
について、美容師目線で分かりやすく解説していきます。

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目次
縮毛矯正の頻度は何ヶ月がベスト?

一般的な目安としては3〜6ヶ月に1回の頻度がおすすめです。
縮毛矯正は一度かけた部分が基本的にストレートのまま維持される施術です。そのため、すでに縮毛矯正がかかっている部分に何度も施術を行う必要は基本的にありません。
しかし、根元からは元のくせ毛の状態で新しい髪が伸びてきます。時間の経過とともにくせ毛部分が増えていくため、根元のボリュームやうねりが気になりやすくなるんですね。
さらに根元のくせが伸びることで中間〜毛先のストレート部分とのバランスが崩れ、髪全体がまとまりにくくなることもあります。
そのため綺麗なストレートヘアを維持するには、3〜6ヶ月を目安に根元部分の縮毛矯正(リタッチ)を行うのがおすすめです。
【髪型・クセの強さ別】あなたに合った頻度の目安をチェック!

一般的な目安は3〜6ヶ月ですが、髪の長さやヘアスタイル・クセの強さによって、根元のクセが目立ち始めるタイミングが異なるので縮毛矯正をかける適切な頻度には個人差があります。
そこで髪型別・クセの強さ別の頻度の目安をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
✅髪型別
| ヘアスタイル | 目安頻度 | 理由 |
| ショート・ボブ | 3〜4ヶ月に1回 | 根元のうねりやボリュームが目立ちやすい |
| ミディアム | 4〜6ヶ月に1回 | 毛先の重みである程度カバーしやすい |
| ロング | 6ヶ月に1回 | 髪の重みでうねりや広がりが出にくい |
| メンズ | 3ヶ月に1回 | 根元のクセが髪型のシルエットに影響しやすい |
| 前髪・顔まわり | 3ヶ月に1回 | 目につきやすく、変化が気になりやすい |
✅クセの強さ別
| クセの強さ | 目安頻度 | 理由 |
| 強い | 3〜4ヶ月に1回(気持ち早め) | くせ毛部分とストレート部分の境界が目立ちやすい |
| 弱い | 5〜6ヶ月に1回(気持ち遅め) | ストレート部分との馴染みがよく、伸びても気になりにくい |
もちろん!これらはあくまでも目安です。
同じ髪型でも「根元のクセが少しでも気になる方」と「多少伸びても気にならない方」では、最適な頻度が変わります。まずはこの表を参考にしながら、ご自身に合ったタイミングを見つけてみましょう。
なぜ頻度に個人差があるの?

縮毛矯正の頻度に個人差が出る主な要因は、以下の5つです。
- 髪が伸びるスピード
- クセの強さ
- ヘアスタイル
- ダメージレベル
- お客様の感覚
それぞれ詳しく見ていきましょう。
髪が伸びるスピード
髪は一般的に1ヶ月で約1〜1.5cm伸びると言われていますが、伸びるスピードには個人差があります。
髪が早く伸びる方ほど根元のくせ毛部分が増えやすいため、縮毛矯正をかけてからクセが気になり始めるのも早くなります。反対に髪の伸びるスピードがゆるやかな方は、比較的長い期間ストレートヘアを維持しやすい傾向があります。
クセの強さ
クセの強さや出方は人によって異なります。
クセが強い場合は、根元が少し伸びただけでもストレート部分との違いが目立ちやすくなります。また伸びてきた根元の影響で中間〜毛先もまとまりにくくなってしまいます。
そのため、クセが強い方は比較的短い周期で縮毛矯正をかけることが多いです。
ヘアスタイル
髪が長いほど髪の重みがあるため、根元のクセがある程度伸ばされてなじみやすくなります。
一方でショートヘアやボブは髪の重みが少ないため、根元のうねりや広がりがそのまま出やすくなります。
さらに言いますと、レイヤー(段差)が多く入っているスタイルは髪が軽くなるため、同じ長さでもクセが目立ちやすくなることもあります。
このように髪の長さだけでなく、ヘアスタイル全体が縮毛矯正の頻度に影響するんです。
ダメージレベル
髪のダメージが少ない場合は、一般的な目安に合わせて施術しても問題ないケースがほとんどです。
しかしブリーチやカラーの繰り返しなどでダメージが進んでいる髪は、できるだけ負担を抑えながら施術を続ける必要があります。そのため、髪の状態によっては少し期間を空けながら施術計画を立てることもあります。
お客様の感覚
実は縮毛矯正の頻度を決めるうえで、意外と大切なのがお客様自身の感覚です。
同じ髪質・同じクセの強さでも「少し伸びただけで気になる方」もいれば「半年近く経っても気にならない方」もいます。
くせ毛は見た目だけでなく毎日のスタイリングや気分にも影響するため、お客様がどの程度ストレスを感じるかも頻度を決める大切な判断材料になります。
このような理由から、縮毛矯正の適切な頻度には大きな個人差があります。
まずは担当美容師に相談しながら自分に合ったペースを見つけていきましょう。計画的に縮毛矯正を続けることで、髪への負担を抑えながら綺麗なストレートヘアを維持しやすくなります。
では次に、自分に合わない頻度で縮毛矯正を続けた場合に起こりやすいリスクやデメリットについて見ていきましょう!
頻度を上げすぎるリスク
縮毛矯正の頻度を上げすぎると、髪に余計な負担がかかりダメージが蓄積しやすくなるのが大きなリスクです。
縮毛矯正は、2回目以降になると根元のくせ毛部分だけを伸ばす「リタッチ」という方法で施術を行うのが一般的ですが、根元だけの施術と聞くと中間〜毛先にはまったく負担がかからないように感じるかもしれません。
しかし実際には、根元のくせ毛部分と既にストレートになっている部分の境目を自然につなげるため、薬剤を塗布する際に数ミリ程度ストレート部分へ重ねて塗る(オーバーラップさせる)必要があります。
そのため頻繁に縮毛矯正を繰り返すほど、同じ部分に何度も薬剤が触れる範囲が増えてしまいます。

図のピンク色の部分のように、薬剤が複数回作用した箇所は余分なダメージを受けやすくなります。
また出来る限りオーバーラップを避けて塗布したとしても、薬剤を流す際に中間〜毛先へ成分が触れてしまうこともあります。
このような理由から縮毛矯正は短期間で何度もかけるのではなく、髪の状態を見ながら適切な間隔を空けることが大切です。
基本的には最低でも3ヶ月程度は期間を空けるのがおすすめです。
頻度を空けすぎるデメリット

「頻度を上げすぎるのは髪に良くないなら、できるだけ長く期間を空けた方が良いのでは?」
そう思う方もいるかもしれません。
確かに、頻度を空けることで髪への負担は抑えやすくなります。しかし期間を空けすぎることにもいくつかのデメリットがあるので注意しましょう。
①根元のクセが目立ち、まとまりに影響する
期間を空けるほど根元のくせ毛部分はどんどん増えていきます。
すると根元のうねりが目立つだけでなく、中間〜毛先のストレート部分とのバランスが崩れ、髪全体がまとまりにくくなってしまいます。
②アイロン時間が増えて朝が大変になる
根元のクセが気になり始めると、ストレートアイロンで伸ばして対応する方も多いです。
しかし、その分スタイリングに時間がかかるようになり、毎朝の負担が大きくなってしまいます。
③ヘアスタイルが崩れやすくなる
朝しっかりスタイリングしても、湿気の多い日には根元のクセが戻りやすくなります。
特に梅雨時期や雨の日は時間をかけて整えたヘアスタイルが崩れやすくなるため、ストレスを感じる方も少なくありません。
④くせ毛がストレスになる
期間を空けすぎると、どうしてもくせ毛によるストレスを感じやすくなります。
髪へのダメージを考えて施術を控えることは大切ですが、毎日のスタイリングに悩んだり、髪型が決まらず気分が下がったりしてしまうのであれば、本末転倒です。
私たち美容師としてもストレスを我慢し続けるより、ご自身に合ったタイミングで施術を受けていただく方がおすすめです。
⑤伸びた範囲が広い程施術難易度が高くなる
くせ毛部分が大きく伸びるほど、前回の縮毛矯正部分との境目を綺麗につなげる難易度は高くなります。
もちろん美容師は細心の注意を払って施術しますが、1年以上など極端に期間が空いてしまうと、施術の難易度が上がるのも事実です。
そのため、定期的に縮毛矯正を続ける場合は、遅くても半年程度を目安に施術する方が綺麗な状態を維持しやすいでしょう。
「髪へのダメージ」と「ストレス回避」のバランスが大切

このように、期間を空けすぎると髪への負担は減らせる一方で、くせ毛によるストレスを感じる期間が長くなってしまいます。
そのため縮毛矯正は、
- 髪への負担をできるだけ抑える
- くせ毛によるストレスをできるだけ減らす
この2つのバランスを取りながら続けることが大切です。
髪質やダメージレベルに合わせて、ご自身にとってちょうど良いタイミングを見つけていきましょう。
次回までのホームケア・長持ちさせる方法

縮毛矯正をかけた後、次回の縮毛矯正の間までの期間でどれだけ髪の美しさ・健やかさを維持出来るかで、お手入れのしやすさだけではなく次回の縮毛矯正の仕上がりも大きく変わります。
ここからは間の期間中、どんなポイントに気をつけるべきかをお話ししていきますね。
シャンプー
縮毛矯正後の髪は乾燥しやすいため、洗浄力が強すぎるシャンプーは避けましょう。アミノ酸系などのマイルドなシャンプーを選ぶと、まとまりやツヤを維持しやすくなります。
トリートメント
縮毛矯正は髪の内部構造に変化を与える施術です。ホームケア中の洗い流すトリートメント・洗い流さないトリートメントの活用は必須です!ただそれでも髪のダメージが気になるという方は、美容院の集中ケアトリートメントで保湿や毛髪補修を行うのも検討してみてください。
ドライヤー
自然乾燥は髪の乾燥やクセ戻りの原因になることがあります。お風呂上がりはなるべく早く乾かし、最後に冷風を当てるとまとまりやすくなります。
UV対策
紫外線は髪の乾燥やダメージの原因になります。長時間外にいる日は帽子やUVスプレーを活用しましょう。
前髪矯正・部分矯正
全体をかけ直すほどではない場合は、前髪や顔周りだけの縮毛矯正も選択肢です。気になる部分だけ整えることで、全体の施術頻度を抑えられる場合があります。
定期的なメンテナンス
縮毛矯正をかけるタイミングだけではなく、1〜2ヶ月に1回はメンテナンスとして美容院で必要なカットなどの施術を受けていただくのがおすすめです。定期的に毛髪診断を受ける事で、髪の状態に対する適切なアドバイスや施術を受け、手遅れになる前に対策する事ができます。
次回の縮毛矯正はリタッチで十分?

リタッチとは、根元の新しく伸びてきたくせ毛部分だけを施術する縮毛矯正のことです。
基本的に、ほとんどの方は2回目以降もリタッチ縮毛矯正だけで十分綺麗なストレートヘアを維持できます。
ただし中には
「最近毛先のうねりや広がりが気になってきた」
という方もいらっしゃいます。
その場合は、すぐに毛先まで縮毛矯正をかけ直すのではなく、
「なぜうねりや広がりが出ているのか?」
という原因を見極めることが大切です。
例えば
①クセが強過ぎて髪質的にどうしてもクセが戻ってしまう
ハーフの方などくせ毛のカールが強過ぎて、数ヶ月経つとどうしてもクセが軽く戻ってきてしまう方もいらっしゃいます。
この場合は、リタッチだけでは改善しきれないこともあるので、髪んダメージレベルを見ながら薬剤を調整して中間〜毛先への施術が必要になるケースもあります。
② 根元のくせ毛が原因で毛先がまとまらなくなっている場合
実際には毛先に問題がなくても、根元のクセによって髪全体のバランスが崩れ、毛先が広がって見えていることがあります。
このケースでは、リタッチ縮毛矯正だけで毛先まで綺麗にまとまるようになることが多いです。
③ ダメージによって広がっている場合
縮毛矯正の効果がなくなったのではなく、ダメージによってパサつきや広がりが出ているケースもあります。
この場合は、中間〜毛先へ再度縮毛矯正をかけるのではなく、トリートメントや日々のヘアケアで改善を目指した方が良いこともあります。
このように同じ「毛先のうねり・広がり」でも原因によって最適な対応は大きく異なります。
自己判断で毛先まで縮毛矯正を繰り返すと、かえってダメージにつながることもあるため、まずは担当美容師に髪の状態を見てもらい、適切な施術方法を相談してみましょう。
よくある質問(Q&A)
Q「縮毛矯正を1度かけて1年以上持つ人はいますか?」
A. 一度しっかり縮毛矯正がかかった部分は、基本的に1年以上経ってもストレートの状態が維持されます。
ただし、1年経つ頃には根元が12〜18cmほど伸びているため、伸びてきたくせ毛の影響で髪全体がまとまりにくくなることがあります。
また、ダメージによる広がりやパサつきが原因で、中間〜毛先にうねりが出ているように感じるケースもあります。
稀に髪質やダメージの影響で縮毛矯正の効果が弱くなったように見える場合もありますので、気になるときは担当美容師に相談してみましょう。
Q「1ヶ月に1回の頻度で夏場縮毛矯正をかけ続けていました。これを続けるのは良くないですか?」
A. 基本的にはおすすめできません。
1ヶ月に1回の頻度だと、新しく伸びたくせ毛部分が少ないため、施術時に既に縮毛矯正がかかっている部分へ薬剤が重なりやすくなります。
その結果、髪への負担が大きくなりダメージやビビリ毛のリスクが高まる可能性があります。
ただお客様からすると、くせ毛によるストレスがそれだけ大きいということでもあります。
髪の状態やダメージレベルによっては2〜3ヶ月程度で施術できるケースもありますので、担当美容師と相談しながら無理のないペースを決めるのがおすすめです。
Q「縮毛矯正を毎回髪全体にかけるとしたら頻度の目安はどれくらいですか?」
A. まず、毎回髪全体に縮毛矯正をかけることを前提に考えるのはおすすめできません。
縮毛矯正は、一度ストレートになった部分を何度も施術する必要がないため、基本的には根元のみを施術するリタッチ縮毛矯正で対応します。
もちろん。髪質やクセの状態によっては中間〜毛先まで施術が必要になるケースもあります。
しかし必要以上に全体へ縮毛矯正を繰り返すと、ビビリ毛や断毛などの深刻なダメージにつながるリスクがあります。
その為まずはリタッチで対応できるかを担当美容師に確認することが大切です。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
縮毛矯正を定期的にかける場合、一般的には「3〜6ヶ月に1回」の頻度が目安になります。
ただし、髪の長さやクセの強さ、ダメージレベル、そしてご自身がどのくらいクセを気にするかによって、最適な頻度は大きく変わります。
また、頻度を上げすぎると髪への負担が増えやすくなりますが、反対に期間を空けすぎるとくせ毛によるストレスやスタイリングの手間が増えてしまいます。
大切なのは、髪への負担とくせ毛ストレスのバランスを取りながら、自分に合ったペースで縮毛矯正を続けることです。
まずは担当美容師に相談しながら、ご自身にとって最適な頻度を見つけてみてください。
計画的に縮毛矯正を続けることで、美しいストレートヘアと健やかな髪を長く維持しやすくなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
何かわからないことがありましたら、お気軽に担当美容師までご相談ください。
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