☆パーマ大好き美容師、鈴木英之パーマがめっっちゃ好きなんです☆
2018/07/14
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2018/07/14
こんにちは!鈴木です。
プロフィールはこちらから➡美容追求ヘアデザイナー スーさんこと鈴木英之
先日ある方に聞かれました。
自分の好きなスタイル、得意な技術は?
僕の答え、それは
『パーマスタイルです!』
パーマってとても難しくて奥深いんですよ!
だってデザイン考えて、薬考えて、巻き方考えて、骨格考えて、顔のパーツ考えて、髪質考えて、カットの構成を考えて、カットの質感を考えて、、、
もういいや!ってなるくらい考える事多すぎ!!!!!!!!!!!
すごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく複雑!!!!!!笑笑
だから面白い!!!!!^^
ということで、今回は僕の好きであり得意な技術であるパーマについて存分に語って行きたいと思います。
まず、なぜパーマが好きなのか?
先ほども書きましたね、複雑で難しいから!
ですがそれだけに昔は全然好きじゃなかったのが本音。
カットもままならない20代前半、パーマなんてさらに難しくて『出来る、けど得意ではない』
そんな感じでした。
薬剤知識、カット技術あってのワインディング、ワインディング(ロッドを巻く事)だって難しいし時間がかかる
僕がスタイリストデビューした頃はPUFFYみたいなツイストスパイラルパーマがまだ流行ってる頃で、
そりゃもう必死に巻いてました。
ロングロッドと言われる円柱状の長いロッドを60本くらい巻いて、巻き上がりは笠みたいになって。。。
今のENOREのスタッフはほとんど見た事ないと思いますが当時そういうスタイルをたくさん作っていました。
巻いたときの達成感があるのは好きでしたが、まだまだデザインやそもそも髪へのダメージに対応して、とか考える余裕がなかったのを覚えています。
もっと上手くなりたい!ダメージを抑えてパーマをかけたい!デザインの幅を広げたい!
そんな試行錯誤からどんどんのめり込んで好きになっていった気がします。
さて、パーマについて考えてお客様にもお話する機会は多いのですが、
ふとした時お客様から
『パーマっていつからあるんでしょうねー、誰が考えたんですかねー』
歴史や物事の根源に興味を持つお客様。
学校で教わったような、そうでもないような、、、、、
記憶をめぐらせても出てこなかったので
ちょっと調べてみました。
パーマについて
パーマの起源は、紀元前3000年にさかのぼる。古代エジプトの貴婦人たちは、毛髪に湿った土を塗って木の枝などに巻き付け、天日で乾かし毛髪にウェーブを付けていたのだそうだ。
それから一気に時代は進み、1872年、フランスのマルセル・グラトウがマルセルアイロンなるものを発明し、熱した棒に毛髪を巻き付けてウェーブを作る方法を編み出した。今のヘアアイロンの原型である。
では美容室で施術されるパーマ機器はいつごろ誕生したのだろう?
初めてパーマ機器が登場したのは1906年頃、ネッスルと呼ばれていたドイツの発明家のチャールズ・ネスラーが考案したという。
諸説あるかと思いますがこんな感じで専門学校でもさらっと教わった気がします。
チャールズ・ネスラーは有名ですね。
ちなみにパーマとは英語の"permanent wave"の略で『永久的なウェーブ』という意味。
最初のころ、当時出たてのころは10時間以上もかけてパーマをかけていたとゆうことなので
今は凄い進化ですね!
パーマの歴史に触れたとこで、今のパーマはというと
ヘアスタイル、髪質に合わせたより細かいデザイン設定が可能な技術へと進化したわけです。
・コールドパーマ
・デジタルパーマ
・エアウェーブ
機械と薬の進化、掛け合わせで様々な技術が生まれ、僕らはそれらを駆使しパーマをデザインしていきます。
ENOREではエアウェーブは扱いませんが(今もエアウェーブ推しのサロンあるのかな?)
コールドパーマとデジタルパーマの違いについて改めて
コールドパーマ
男性やショートのパーマスタイルで主流となるのがこのコールドパーマ。メンズスタイル、ショートスタイルの場合、カラーによるダメージも少なく、髪が太く硬い髪の方も多いため中性からアルカリ域を使ったコールドパーマをかける事が多いです。コールドパーマの場合、根元からパーマの薬剤を浸透させ形を付けれるので、メンズスタイルやショートスタイルの根元からの立ち上がりやシルエットを作りやすいのです。また、コールドパーマは還元剤と呼ばれる髪の毛の結合を切る成分の種類、薬が豊富なのも特徴。車でゆうとスポーツカーのようなスピードが出て浸透の早いもの、四駆のようにパワーがあるもの、それぞれ用途があります。特に僕の場合はヘアスタイルや髪質によって使い分けたり、時間差で付け分けてそれぞれの効果を引き出して髪への負担を減らしながらしっかりパーマをかけたり、デザインの強弱を作ったり、少し変わったこだわりがあります。
はい、自分のブログからの引用です。
デジタルパーマ(弱酸性)
髪のPHに近い弱酸性のお薬(PHが5.5〜6.8のもの)と、熱の力を使い髪の形状を変化させていきます。巻いたロッドが熱くなるので根元付近がかかりずらい、または頭皮が暑くなるため、ロングスタイルや女性向けのメニューになります。
髪の負担を減らすように、薬剤と熱のバランスをとれるのがデジタルパーマの特徴。
特に弱酸性デジタルパーマなら より優しい薬で髪を傷つけずに浸透させることが出来るので、パーマのダメージが気になる方、
縮毛矯正などを繰り返しているかたには間違いなくこちらがおススメです。
ちなみに弱酸性パーマは
弱酸性のお薬を使ったパーマで、デジタルパーマと違い、熱を使わないパーマになります。お薬の力が優しいため、ダメージした髪に有効です。
熱の力が無いためかかりとしては弱くなります。
薬の力でかけるコールドパーマ、熱の力を使うデジタルパーマ、薬を弱めて熱も使わないのが弱酸性パーマですね。
痛まないパーマをかけたい!
もっと可愛いデザインをパーマで創りたい!!
これがどんどんパーマにのめり込んでいったきっかけかもしれません。
それからはダメージレスでちょっとのニュアンスでもパーマがあるとより可愛くなるデザインを考えるようになりました。
ロッド1本でも巻く事で変化するようなデザインの変化や質感の変化、お客様がより簡単にセット出来て楽しんで頂けるように、
工夫やイメージの引き出しを多く持つようになり綺麗で持ちの良いパーマ、ダメージレスなパーマを追求していったわけです。
その結果、弱酸性デジタルパーマを多く用いたデザインを追求していくようになりました。
パーマの講習に足繁く通ったり、、、
その結果パーマの土台となるカットの重要性に気づかされ
カットの講習に通ったり、、、
今もずーーーっと勉強中ですが、
より自分の求めるデザイン、お客様の希望により多く応えられるように取り組んでいます。
終わりが見えないから永遠に考えて、壊して、新しくしてを繰り返す。
その結果見えなかったものが見えてまた違う角度から
ヘアスタイルを考えるようになって。。。
技術全般に言える事ですがこの繰り返しで進化させて行く事が楽しいんですよね☆
こんなパーマ大好きな鈴木ですが今後とも宜しくお願い致します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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