洗い流さないトリートメント「ミルク」の選び方|オイルとどっちがいい?

こんにちは!髪質改善が得意な美容室ENORE(エノア)代表の田口です。

ヘアミルクは、毛先をしっとりまとめてくれる洗い流さないトリートメントです。

洗い流さないトリートメントを購入する際に、

「ミルクとオイル、どっちを選べばいいのかわからない」
「つけるとベタついて重くなりそう」
「種類が多すぎて選べない」

などと悩んでしまう方もいるでしょう。

じつは、ミルクとオイルのどちらが合うかは、髪質や髪の状態で大きく変わるんです。

そこでこの記事では、髪質タイプのチェック方法から選び方、使い方、オイルと併用する順番まで、美容室の目線で紹介しますね。

ヘアミルクの購入に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ヘアミルクとは?洗い流さないトリートメントの中での役割

まずは、ヘアミルクの基本について解説します。

ヘアミルクに期待できること

ヘアミルクは、水分と油分をバランスよく含んだ、乳液状の洗い流さないトリートメントです。

簡単に言うと、スキンケアでいう「乳液」のような存在なんです。

髪にうるおいを与えながら、パサつきがちな毛先をしっとりまとめることが期待できます。

なお、ENOREの商品名にある「エマルジョン」も、乳液状のミルクタイプを指す言葉です。

オイル・クリーム・ミストとの違い

洗い流さないトリートメントには、ミルクのほかにもいくつかのタイプがあります。

タイプ質感仕上がりの傾向向いている髪
ミルク乳液状でなじませやすいしっとりまとまる細い・やわらかい・毛先がパサつく
オイル油分が中心でなめらかツヤが出やすい太い・多い・乾燥で広がりやすい
クリームこっくりと重め重さを出してまとめる硬い・広がりが気になる
ミスト水のように軽いさらっと軽い細い・からまりやすい

迷ったときは、次のチェックリストで方向性を絞り込みましょう。

洗い流さないトリートメントはミルクとオイルどっちがいい?チェックリスト

髪質や髪の状態によって、おすすめな洗い流さないトリートメントは変わります。

ここでは、洗い流さないトリートメントで代表的なミルクとオイルの選び方についてご紹介します。

まずは次の3つの質問に答えてみましょう。

▼STEP1:まずは傷みをチェック

Q1.カラーやパーマ・縮毛矯正を定期的にしている、または毛先の傷みが強い

当てはまる場合はCタイプです。(STEP2に進む必要はありません)

当てはまらない(いいえの人)場合は、STEP2に進んでください。

▼STEP2:髪の太さと量をチェック

質問Aタイプに近い答えBタイプに近い答え
Q2.髪の太さは?細い・やわらかい太い・硬い
Q3.髪の量は?少なめ・ペタンとしやすい多い・広がりやすい

2問ともAタイプに近い人はAタイプ、2問ともBタイプに近い人はBタイプです。

答えが1つずつに分かれた場合は、Q3(髪の量・広がりやすさ)の答えを優先してください。

仕上がりの悩みに直結するのは、太さよりも量やボリュームの出方のためです。

▼結果まとめ

タイプこんな髪一般的なおすすめ美容室ENOREの場合
Aタイプ細い・少なめ・ペタンとしやすいヘアミルクヘアトリートメントオイル
Bタイプ太い・多い・広がりやすいヘアオイルヘアトリートメントエマルジョン
Cタイプカラー・パーマなどで傷みが気になるミルクとオイルの併用オイルとエマルジョンの併用

一般的には「細い髪には軽いミルク、広がる太い髪にはオイル」と考えられています。

ただ、美容室ENOREの洗い流さないトリートメントは、オイルがベタつきを軽減する配合で軽く仕上がります。

そのため、一般的な考え方とは逆に、細毛・軟毛にはオイル、剛毛・多毛にはエマルジョンをおすすめしています。

他社製品を選ぶときは「一般的なおすすめ」を目安に、ENOREの商品を選ぶときは右の列を参考にしてくださいね。

おすすめがわかったところで、それぞれのタイプについて詳しく解説します。

Aタイプ|髪が細い・やわらかい人はヘアミルク

細くやわらかい髪は、重さのあるオイルをつけるとペタンとしやすくなることが多いです。

水分ベースで軽く仕上がり、うるおいも与えられるミルクのほうが、ふんわり感をたもちやすいです。

ボリューム感がつぶれやすい細毛だからこそ、軽さを意識して選ぶことで、理想の仕上がりになるでしょう。

Bタイプ|髪が太い・多い人はヘアオイル

髪が太い・多い人は、乾かしたあとに広がりやすい傾向があります。

ミルクだけでは、広がりが落ち着きにくいと感じることもあるでしょう。

こうした髪には、髪の表面をコーティングして広がりを抑えやすいヘアオイルが向いています。

なお、ヘアミルクの中にも太い髪向けのしっとりタイプがあり、ツヤよりもやわらかさを優先したい方はそちらも選択肢になります。

Cタイプ|傷みが気になる人はミルクとオイルの併用

カラーやパーマ・縮毛矯正などの施術を定期的にしている髪は、うるおいとまとまりの両方を意識したケアが欲しいところです。

この場合は、ミルクとオイルの併用がおすすめです。

ミルクでうるおいを補い、オイルでツヤと手触りを整えると、傷んだ髪でもまとまりやすくなることが期待できます。

失敗しないヘアミルクの選び方

ヘアミルクは、選ぶポイントをおさえておくだけで失敗しにくくなります。

ここでは、髪質に合わせた選び方と、チェックしたい成分を解説します。

髪の太さ・量に合った重さを選ぶ

ヘアミルクにも、水分や油分のバランスや配合されている成分によって、しっとり重めのものから軽めのものまであります。

  • 髪が太い・多い→しっとり仕上がる
  • 髪が細い・少なめ→軽めの仕上がり

髪質に合わない重さを選ぶと、広がりが抑えられなかったり、ペタンとしてしまいます。

商品によっては、髪の太さ別にラインが分かれているものもあるため、パッケージや公式サイトで「どんな髪向けか」を確認してくださいね。

保湿・補修系の成分をチェックする

パサつきや広がりが気になるなら、成分表示もチェックしたいポイントです。

たとえば、セラミドやアミノ酸、ケラチンなどは、ヘアケア製品によく使われる保湿・補修系の成分です。

「髪にうるおいを与える成分が入っているか」を見るだけでも、選びやすくなりますよ。

とはいえ、お客様からも「成分を見ても違いがわからない」というお声をいただきます。

迷ったら、まず髪質別にラインが分かれている商品を選ぶのが近道です。

洗い流さないトリートメントを使う前に知っておきたい注意点

洗い流さないトリートメントは、使い方を間違えるとベタつきや重さの原因になることがあるため、使う前に2つの注意点を確認しましょう。

つけすぎるとベタつきや重さの原因になる

洗い流さないトリートメントは、つければつけるほど良いわけではありません。

量が多すぎると、髪がベタついたり、重たく見える原因になります。

最初は少なめの量からはじめ、足りないと感じたら少しずつ足すのがコツです。

とくに前髪や顔まわりは、毛先につけたあとに手のひらに残ったヘアミルクをなじませる程度で十分なことが多いです。

頭皮にはつけず毛先を中心になじませる

根元や頭皮につけると、ベタつきやペタンとした印象の原因になります。

傷みやすい毛先を中心につけ、頭皮にはつけないようにしましょう。

ヘアミルクの正しい使い方と洗い流さないトリートメントを併用する順番

ヘアミルクは、使うタイミングやなじませ方で仕上がりが変わります。

基本の使い方と、ミルクとオイルを併用するときの順番を解説します。

基本の使い方はタオルドライ後、ドライヤー前

1.お風呂から上がったら、髪をゴシゴシこすらないように、タオルでやさしく水気を取る

2.適量を手のひらに広げ、毛先→中間→髪の内側→前髪の順になじませる

3.なじませたら、すぐにドライヤーで乾かす

目安はショート〜ボブで1プッシュ、ミディアム2プッシュ、ロング3プッシュ程度です。

朝のスタイリングで使う場合は、寝ぐせを直すために髪を少し濡らし、濡れた髪にヘアミルクをなじませてからドライヤーで乾かしましょう。

ただし、前日の夜にもヘアミルクをつけている場合は、つけすぎるとベタつきの原因になります。

朝は少量にとどめるのがおすすめです。

足りないと感じたときは、ドライヤーで乾かしたあとに少しずつ足してください。

オイルと併用する順番は商品によって変わる

ミルクとオイルを併用する場合、一般的には「ミルク→オイル」の順番が多く紹介されています。

ただ、じつは製品によっては先にオイルをつけるタイプもあります。

  • ミルクよりも先につけるタイプ:オイルを先につけ、ブースター(導入)のような役割で使う
  • オイルを後につけるタイプ:ミルクを先につけ、あとからオイルでフタをする

併用するときは、それぞれの説明書きを確認してから使いましょう。

髪質タイプに合わせて選べるENORE(エノア)の洗い流さないトリートメント

美容室ENOREでは、髪質タイプに合わせて選べる2種類を用意しています。

どちらも海藻由来の保湿成分フコイダンを配合し、香りは共通のラズベリーペアです。

Aタイプに|ENORE(エノア)ヘアトリートメントオイル

こんな人におすすめ

  • 細毛・軟毛で、ベタつかずにツヤとふんわり感を出したい方
  • 毛先の乾燥・パサつきが気になる方
  • ドライヤーやアイロンをよく使う方

髪が細いとオイルをつけたときに、

「ペタッとして、トップのボリュームがなくなる」
「髪が細いからギトギトになりやすい」

と感じることが多いのではないでしょうか。

細毛・軟毛の人にこそ試してほしいのが、ENORE(エノア)ヘアトリートメントオイルです。

表面をしっかりコーティングするぶん重さが出やすいオイルもありますが、本商品はベタつきを軽減する配合バランスで、軽やかな使い心地に仕上げています。

アマニ油やホホバ種子油、モリンガオイルなどの油分に、海藻由来の保湿成分フコイダンを組み合わせました。

気になる方は、商品ページで確認してみてください。

Bタイプに|ENORE(エノア)ヘアトリートメントエマルジョン

こんな人におすすめ

  • 剛毛・多毛で、広がりやボリュームを落ち着かせたい方
  • 傷みでパサつき、ハリ・コシが気になってきた方

広がる髪には「重めのオイルをたっぷりつけるしかない」と思っていませんか。

実は、剛毛・多毛の人には、水分と補修成分をあわせて届けられるミルクタイプのほうがまとまりやすいケースがあります。

ENORE(エノア)ヘアトリートメントエマルジョンは、羽毛ケラチン(フェザーケラチン)や18種のアミノ酸、セラミド、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ハチミツなど、保湿・補修系の成分を配合しています。

昆布のぬめり成分フコイダンとあわせて、しっとりなめらかなまとまりをサポートします。

まずは1本試してみてはいかがでしょうか。

Cタイプに|エマルジョンとオイルの2点セット

こんな人におすすめ

  • カラーやパーマを定期的にしている方
  • とくに毛先のダメージが目立つ方

カラーやパーマ・縮毛矯正などの施術を繰り返している方は、毛先のパサつきが気になるでしょう。

傷みが気になる髪には、補修と保湿の両方を意識したエマルジョンとオイルの併用がおすすめです。

美容室ENOREの洗い流さないトリートメントは、一般的な順番とは逆の「① ヘアトリートメントオイル → ② ヘアトリートメントエマルジョン」がおすすめです。

ENORE(エノア)ヘアトリートメントオイルが髪になじみ、エマルジョンの補修成分を受け入れる土台づくりをサポートすることが期待できるためです。

そのため、オイルを先につけたほうが、仕上がりの持ちが良くなりやすいんです。

毛先の扱いにくさを感じている方は、2本そろえて試してみてはいかがでしょうか。

洗い流さないトリートメント【ヘアミルク4選】

比較記事などでもよく紹介されるヘアミルクを、各メーカーの公式サイトの記載をもとに4つまとめました(2026年10月確認)。

【オルビス】エッセンスインヘアミルク

特徴CMC類似成分(大豆由来の成分)と11種のアミノ酸をブレンドした処方。
おすすめな人ダメージが気になる方・広がりが気になる方

出典:オルビス公式オンラインショップ「エッセンスインヘアミルク」(2026年10月閲覧)

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【ミルボン】エルジューダ エマルジョン/エマルジョン+

特徴毛髪補修成分(メーカー表記)のカルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)を配合。髪をしなやかに整える処方。
おすすめな人エマルジョン→細い髪の方
エマルジョン+→普通〜太い髪の方

出典:ミルボン エルジューダ公式サイト「エルジューダ エマルジョン」(2026年10月閲覧)

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【リファ】ミルクプロテイン アウトバストリートメント(ホワイトライン)

特徴「天然ミルクのプロテイン」として加水分解乳タンパク、トリプトファン(ヘアコンディショニング剤)を配合。ラウルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)などの保湿剤を配合した処方。
おすすめな人乾燥が気になる方

出典:ReFa公式ブランドサイト「リファミルクプロテイン ホワイトライン」(2026年10月閲覧)

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【ナプラ N.】シアミルク

特徴植物オイルと毛髪柔軟成分を配合し、髪にうるおいを与える処方。
おすすめな人髪が硬めの方

出典:ナプラ公式サイト「N. シアミルク(洗い流さないヘアトリートメント)」(2026年10月閲覧)

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ヘアミルクに関するよくある質問

洗い流さないトリートメントのヘアミルクに関する質問にお答えします。

ヘアミルクとオイルを併用してもいいですか?

併用できます。

一般的には「ミルク→オイル」が多いですが、製品によっては先にオイルをつけるタイプもあります。

美容室ENOREの商品は「オイル→エマルジョン」の順番がおすすめです。

洗い流さないトリートメントは使わないほうがいいですか?

量と場所に気をつければ、毛先のパサつきや広がりのケアに役立つアイテムです。

「使わないほうがいい」と言われる理由として、つけすぎや頭皮への付着によるベタつきが考えられます。

ヘアミルクは毎日使ってもいいですか?

ヘアミルクは、毎日のヘアケアで使えるものが一般的です。

重く感じる日は、量を減らして調整しましょう。

ヘアミルクを使わないほうがいい人はいますか?

使用中に頭皮や肌に赤み・かゆみなどが出た人は、使用を中止し、皮膚科医に相談してください。

肌が敏感な人は、使う前にパッチテストをしておきましょう。

メンズでもヘアミルクは使えますか?

使えます。

髪が短い人は、少量を毛先中心になじませるとベタつきにくくなります。

まとめ

ヘアミルクは、髪質や髪の状態に合わせて選ぶことで、パサつきや広がりをしっとりまとめてくれます。

細くやわらかい方はヘアミルク、髪が太い・多い方はヘアオイル、カラーやパーマで傷みが気になる方はミルクとオイルの併用がおすすめです。

使うときは、つけすぎないことと、頭皮にはつけず毛先を中心になじませることがポイントです。

オイルと併用する場合は、商品によって順番が変わるため、説明書きを確認してから使いましょう。

美容室ENOREでは、細毛・軟毛の方にはヘアトリートメントオイル、剛毛・多毛の方にはヘアトリートメントエマルジョン、カラーやパーマで傷みが気になる方には2本の併用をおすすめしています。

自分に合った洗い流さないトリートメントを選んで、毎日のヘアケアに取り入れてみてください。

▼Aタイプ|細毛・軟毛|ENORE(エノア)ヘアトリートメントオイル

▼Bタイプ|剛毛・多毛|ENORE(エノア)ヘアトリートメントエマルジョン

▼Cタイプ|カラーやパーマを定期的にしている・傷みが気になる|オイルとエマルジョンを併用

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