こんにちは!髪質改善が得意な美容室ENORE(エノア)代表の田口です。
「髪や頭皮に優しいシャンプーを使いたいけれど、弱酸性シャンプーって本当にいいの?」
と思っていませんか。
実はシャンプーを選ぶ際、「弱酸性」という表記だけで選ぶと思わぬ落とし穴があります。
弱酸性であっても洗浄成分が強いと、髪がきしんだりパサついたりしてしまうからです。
そのため、弱酸性とあわせて「洗浄成分」までしっかり見極めることが大切です。
この記事では、弱酸性シャンプーのメリット・デメリットや避けたい洗浄成分などを紹介します。
自分の髪に合う弱酸性シャンプーを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次
弱酸性シャンプーを使用する4つのメリット
弱酸性シャンプーにはどんな良さがあるのでしょうか。
メリット1|髪や頭皮のバリア機能を守り、マイルドに洗える
健やかな髪と頭皮は、一般的にpH4.5〜5.5程度の弱酸性に近い状態とされています。

しかし、刺激の強いシャンプーを使用してしまうと、頭皮に必要な水分や皮脂まで洗い流してしまい、バリア機能の低下を招く原因となることがあります。
弱酸性シャンプーは、本来の髪と頭皮に近いpHで洗えるため、洗浄時の負担をおさえやすくなります。
うるおいを適度に残しながら洗い上げることができるため、乾燥が気になる方やデリケートな頭皮環境を健やかに保ちたい方にも取り入れやすいのが大きな魅力です。
メリット2|キューティクルを整え、まとまりを与える

キューティクルは、うろこ状に重なって髪の内部を守っている組織です。
アルカリ性に傾くと開きやすく、弱酸性に近づくと引きしまりやすい性質があります。
弱酸性シャンプーは、この性質を利用してキューティクルを整えながら洗えるのがメリットです。
指どおりのなめらかさや、乾かしたあとのツヤ感も出やすくなります。
メリット3|ヘアカラーやパーマ後の髪にも優しく洗える
カラーやパーマの施術では、薬剤の働きで髪が一時的にアルカリ性に傾きます。

この状態のまま洗浄力の強いシャンプーを使うと、色素が流れ出しやすくなってしまいます。
弱酸性シャンプーは、髪を弱酸性に近い状態へ戻す方向に働くため、施術後の髪と相性がよいです。
「カラーが2週間でくすんでしまう」という方は、施術後しばらくの間だけでも弱酸性シャンプーを使ってみるのもよいでしょう。
メリット4|幅広い年齢の方が使いやすい

弱酸性シャンプーはマイルドな洗い心地で頭皮への負担をおさえやすいため、家族で同じものを使いたい場合や、刺激を避けたい幅広い年代の方に選ばれています。
ただし、どんな処方でもすべての方に合うわけではない点は、後ほど詳しくお伝えします。
弱酸性シャンプーを使用する3つのデメリット
良いところばかりではなく、気になる点も正直にお話しします。
デメリット1|スッキリ感や泡立ちに物足りなさを感じることがある

洗浄力が穏やかな分、泡立ちが控えめになりやすい傾向があります。
頭皮の油分が多い方は「さっぱり感が足りない」と感じる場合があるかもしれません。
対処法は、シャンプー前の予洗いを丁寧に行うことです。
髪と頭皮の汚れは、すすぎだけでもかなりの部分が落ちるので、泡立ちは驚くほど変わります。
デメリット2|スタイリング剤や重い皮脂が落ちにくい場合がある

ワックスやオイルなど、油分の多い整髪料を使っている日は注意が必要です。
一度のシャンプーではぬるつきが残ってしまうことがあるからです。
そんなときは、無理に洗浄力の強い商品へ切り替えず、2回に分けて洗う方法をおすすめします。
1回目は汚れを落とすため、2回目はいつもどおりと役割を分けるとよいでしょう。
デメリット3|一般的な市販品に比べ、価格帯がやや高め

穏やかな洗浄成分は原料コストがかかりやすく、目安として市販の一般的なシャンプーより価格が高めに設定される傾向があります。(例:市販1本1,000円前後/サロン専売3,000〜5,000円前後)
ただ、1本あたりの容量や1回の使用量まで含めて比べると、差は見た目ほど大きくないケースもあります。
毎月いくらまでなら続けられるかを先に決めてから選ぶとよいでしょう。
弱酸性シャンプーの判断の仕方
「そもそも、どれが弱酸性なのかわからない」という方もいるかもしれません。
店頭で確認する手順を、2つのステップに分けてお伝えします。
弱酸性表示を確認する

もっとも手軽なのは、パッケージを見る方法です。
「弱酸性」と記載があれば、その商品は弱酸性域に調整されていると判断できます。
ただし、pHの表示は必須ではありません。
弱酸性であっても記載していない商品はあるため、表示がないことだけを理由に候補から外さないようにしましょう。
成分表示で洗浄成分を確認する

そこで欠かせないのが、裏面の成分表示です。
化粧品の成分は配合量の多い順に並ぶルールがあるため、水のあとに続く2〜3番目までを見れば、そのシャンプーの主役がわかります。(※配合量1%以下の成分は順不同で記載されています。)
チェック手順は、次の2ステップだけです。
- ステップ1:パッケージ表面で「弱酸性」の表示を探す
- ステップ2:裏面の成分表示で、水の次にくる洗浄成分を上から3つまで確認する
このうち、どんな成分名なら合格なのかを次の章で具体的に見ていきましょう。
弱酸性とアミノ酸系の違い・避けたい洗浄成分
ここでは、弱酸性シャンプーとアミノ酸系シャンプーの違いや、避けたい洗浄成分を把握しておきましょう。
弱酸性とアミノ酸系は指している基準が異なる

弱酸性はpHで、液性を表す言葉です。
対してアミノ酸系は、洗浄成分の種類を表す言葉になります。
つまり、比べる土俵がそもそも違うんです。
弱酸性でありながら、洗浄成分は洗浄力が強めの「高級アルコール系」という商品もあります。
| 洗浄成分の系統 | 代表的な成分名の目印 | 洗い上がりの傾向 |
| 高級アルコール系 | ラウレス硫酸Na など | 泡立ちがよく、洗浄力が強め |
| 石けん系 | 石ケン素地、脂肪酸Na など | さっぱりするがアルカリ性に傾きやすい |
| アミノ酸系・タウリン系 | ココイルグルタミン酸Na、ココイルメチルタウリンタウリンNa など | 洗浄力が穏やかで髪に残る負担が少なめ |
だからこそ、「弱酸性かどうか」だけでなく「洗浄成分が何か」まで見極める必要があります。
ダメージが気になる髪が避けたい洗浄成分

カラーやパーマを繰り返している髪の場合、成分表示の上位に高級アルコール系がきている商品は慎重に検討したいところです。
洗浄力が強く、必要な油分まで落ちてしまうことがあるためです。
とはいえ、これらの成分そのものが悪いわけではありません。
整髪料をしっかり使う方や、皮脂が気になる方には向いている場合もあります。
大切なのは、「弱酸性であること」と「洗浄成分の上位がアミノ酸系・タウリン系であること」の2条件を、必ずセットで確認することです。
悩み別|自分に合う弱酸性シャンプーの選び方
2条件をクリアした商品の中から、さらに自分の髪の状態に合う1本を絞り込んでいきましょう。
髪の状態に近いものを、下の表から1つだけ選んでみてください。
| タイプ | 当てはまる状態 |
| タイプA | 髪の弾力やしなやかさが気になる/乾燥やかゆみを感じる |
| タイプB | 湿気で広がりやすい/髪が硬くゴワつく/縮毛矯正をしている |
| タイプC | 髪が細くペタンとしやすい/カラーの色落ちが早い |
自分がどのタイプかがはっきりすると、成分表示を見るときのポイントも変わってきます。
次の章では、それぞれのタイプに対応する具体的な選択肢をご紹介します。
タイプ別|ENORE(エノア)の弱酸性シャンプー
ENOREでは、髪の状態に合わせて選べるように弱酸性シャンプーを3種類ご用意しています。
先ほど選んだタイプに沿って、それぞれの特徴を見ていきましょう。
うるおいのある髪に!ENORE(エノア)弱酸性シャンプー

こんな人におすすめ
- 髪の弾力やしなやかさが気になる方
- 乾燥やかゆみで頭皮がデリケートな方
「洗ったあとに髪がきしんで、指が引っかかる」というお声をサロンではよくいただきます。
そんな方にぴったりなのが、洗浄成分にアミノ酸系を主成分としたENORE(エノア)弱酸性シャンプーです。
毛髪を整える成分の加水分解ケラチン(羽毛由来)と加水分解ケラチン(羊毛)が含まれるので、なめらかでうるおいのある質感に仕上がります。
まとまる髪に!ENORE(エノア)ヘアシャンプーforフォルム

こんな人におすすめ
- 湿気で髪が広がりやすい方
- 髪が硬くゴワつきやすい方
- 縮毛矯正をしている方
「広がるのはシャンプーでは変えられない」と思っていませんか?
たしかに髪の形そのものは変わりませんが、洗い上がりの質感でまとまり方の印象は変わります。
広がりやすい髪はキューティクルが不均一になりやすく、乾燥した状態だと湿気を含んでふくらみやすいためです。
ENORE(エノア)ヘアシャンプーforフォルムは、髪に優しいココイルメチルタウリンタウリンNaとコカミドプロピルベタインを組み合わせた洗浄成分を配合。
加えてオイルケラチンとプロテクトケラチン、ルイボスエキスが含まれているので、毛先までしっとりまとまります。
ふんわりヘアに!ENORE(エノア)エイジングケアシャンプー

こんな人におすすめ
- 髪が細くペタンとしやすい方
- カラーや白髪染めの色持ちが気になる方
「昔と同じシャンプーを使っているのに、仕上がりが違う気がする」というご相談も増えています。
年齢を重ねると、髪の太さや弾力は少しずつ変化していきます。
同じケアを続けていても髪の印象が変わって感じられるのはそのためです。
ENORE(エノア)エイジングケアシャンプーは、13種の多種アミノ酸に加え、ヘマチンとルイボスエキスを配合したエイジングケア設計(※年齢を重ねた髪にうるおいを与えること)です。
洗浄成分にはココイルメチルタウリンタウリンNaとコカミドプロピルベタインを採用し、色持ちに配慮しながら洗えるようにしています。
ふんわりハリ感のある髪に仕上がります。
年齢による髪の変化が気になり始めた方は、ぜひチェックしてみてください。
弱酸性シャンプーを活かす洗い方

せっかく髪に合う1本を選んでも、洗い方しだいで持ち味は半減してしまいます。
サロンでお伝えしている基本を、5つのチェックリストにまとめました。
- 洗う前にブラッシングをして、絡まりとほこりを先に落とす
- 38度前後のぬるま湯で、予洗いを2分程度かける
- シャンプー剤は手のひらで軽く泡立て、襟足から中間、毛先へ向けてつける
- 指の腹で頭皮をもみ上げるように洗い、すすぎも2分程度しっかり行う
- トリートメントは毛先から中間、内側、前髪の順につけ、タオルドライのあと早めに乾かす
とくに見落とされやすいのが予洗いです。
ここを丁寧にするだけで泡立ちが変わるので、ぜひ試してみてください。
弱酸性シャンプーについてよくある質問

サロンでよくいただく質問にお答えします。
弱酸性シャンプーはドラッグストアで買える?
購入できます。
ただし店頭では成分表示の上位まで確認できる商品ばかりではないため、気になる候補は事前にインターネットで成分を調べてから行くとスムーズです。
弱酸性シャンプーは子どもにも使える?
洗浄力が穏やかな処方であれば、お子様にお使いいただけます。
ただし、商品ごとに使用対象の記載が異なるため、購入前にパッケージの表示を確認してください。
サロンで扱う弱酸性シャンプーと市販品は何が違う?
大きな違いは、洗浄成分の設計と髪を整える成分の配合バランスにあります。
サロン向けは施術後の髪を想定した処方が多く、その分だけ原料コストが価格に反映されやすい傾向があります。
弱酸性シャンプーを使えばきしまなくなる?
弱酸性であることだけでは、きしみが解決するとはかぎりません。
洗浄成分が髪に合っているか、すすぎが十分かによって結果が変わるため、この記事でお伝えした2条件と洗い方をあわせて見直してみてください。
弱酸性シャンプーはどのくらいの期間使えばいい?
まずは1本を使いきる期間を目安にしてみましょう。
短期間での比較よりも、同じ弱酸性シャンプーを使い続けたうえでの手触りの変化を見るほうが判断しやすくなります。
まとめ

弱酸性シャンプーには、髪と頭皮への負担をおさえて洗えるメリットがある一方で、泡立ちや価格といったデメリットもあります。
どちらも知ったうえで選ぶために大切なのが、「弱酸性であること」と「洗浄成分の上位がアミノ酸系・タウリン系であること」の2条件です。
この2条件を満たしたうえで、自分の髪の状態に合う1本を選べば、毎日のシャンプーは髪を整える時間に変わります。
「今度こそシャンプー選びで失敗したくない」という方は、ぜひ一度ENOREの弱酸性シャンプーシリーズをお試しください。
髪質改善に特化したサロンだからこそ実現できるこだわり処方で、洗うたびに指通りの良い、理想のうるおい美髪へと導きます。
