艶髪の鍵1|酸熱トリートメントと縮毛矯正どっちがいい?見極め方とは?

こんにちは!髪質改善と縮毛矯正が得意な美容院ENORE(エノア)表参道店店長榊原です。
今日から酸熱トリートメントで艶髪を手に入れる上で鍵になる知識を【艶髪の鍵】シリーズとして連載していきたいと思います!
記念すべき第一回はとても多くご質問いただく
「酸熱トリートメントと縮毛矯正どっちをお願いすればいいの?」
そんな疑問に答えていきたいと思います!
どちらも髪が綺麗になる!と人気のメニューですが、しっかりと自分の髪質や状態にマッチしていないと大きな失敗につながる可能性も、、。「髪の毛が綺麗になる」そんなメリットしか書かれていない記事もいくつか見かけましたが、どんなにダメージレスなメニューでもメリットだけではなくデメリットももちろんあります。だからしっかりと自分の髪に合ったメニューを選択する事が大切なんですね!と言うことで今回はしっかりとデメリット面もお伝えした上で、みなさんが理想の艶髪を手に入れるための知識として
・酸熱トリートメントと縮毛矯正の特徴
・どっちが向いているのか?
・酸熱トリートメントと縮毛矯正の相性
・よくあるご質問(Q&A)
をご紹介していきます!

酸熱トリートメントが気になる方に。エノアにはおすすめの髪質改善メニューが豊富にございます。美容院での施術の質を上げる事で美髪を手に入れる近道になりますので、メニューの組み合わせによってはお得なクーポンもありますので是非お気軽にご相談ください!
例:弱酸性縮毛矯正+弱酸性酸熱トリートメント(ホームケア付き)
通常価格 2万2000円(税込)
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酸熱トリートメントと縮毛矯正それぞれの特徴
ではまずは「酸熱トリートメント」「縮毛矯正」について特徴を簡単にご紹介していきますね!
酸熱トリートメント

メニュー名の通り「酸」と「熱」の力で髪を綺麗にしていくトリートメントのこと!「髪に必要な栄養分を補給する」一般的なトリートメントの機能の他に
トリートメント剤の「酸」の力で髪を引き締め艶を出し
ストレートアイロンの「熱」の力で髪内部のタンパク質の配置を固定し髪の広がりを収める
効果が期待出来るんです!髪のダメージケアをしつつ、髪を綺麗に扱いやすくしてくれるので「髪質改善」が出来るとして今人気のメニューです!
↓髪質改善とは?
メリット

1、髪内部に働きかけて長期的に髪の広がりを抑えてくれる
ダメージと言っても実は「内部(コルテックス)」と「外部(キューティクル)」2種類あります。酸熱トリートメントはトリートメントの中では珍しく、主に「髪内部」に働きかけてくれるトリートメントです。他のトリートメントとは違い髪の中に補給していった栄養成分(タンパク質)が、ダメージでスカスカになった部分に浸透。さらにしっかりと「熱」の力で固定していくため、通常のトリートメントよりも持ちが良く、しかも髪の広がりをしっかりと抑えてくれます。
2、ボリュームダウン
髪の広がりを抑えてくれるので、ボリュームダウンにもつながります。しかも縮毛矯正よりも自然にボリュームダウン出来る!
3、自然な仕上がり
コーティング力の強いトリートメントとは違い仕上がりが「べたっ」となるわけではありません。艶があり、しっとりとまとまりますが、ふんわりとサラサラで自然な仕上がりになるのも大きな魅力です。
4、ハイダメージで縮毛矯正が出来なかった方も出来る
ブリーチ毛などのハイダメージ毛は縮毛矯正が出来ませんが、酸熱トリートメントはハイダメージでもかなり多くの方が出来るのも大きな特徴です。クセがしっかりなくなるわけではありませんが、ボリュームや広がりを抑えて髪を扱いやすくしてくれるのでかなり楽になります。縮毛矯正をかける事の出来る状態になるまでの髪質改善期間限定で活用する方も多いです。
デメリット

1、「強酸」を使っている酸熱トリートメントは実は髪への負担が大きい
実は酸熱トリートメントの中でも「強酸」を使用している酸熱トリートメントは髪への負担がかなりあります。何故なら「強酸」は髪を強く引き締めるから。引き締める事を専門用語で「収斂(しゅうれん)」と言うのですが、ダメージして体力のない髪に強酸を付けたり、付けすぎたりすると「過収斂(かしゅうれん)」つまり引き締めすぎを起こしてしまいます。髪を強酸で引き締めすぎると髪がチリチリになったり、最悪千切れてしまうんです、、。
2、何回もやっていると髪が固くなり、ボロボロになってしまう事も
酸熱トリートメントを何回もやっていると、先程の収斂作用やアイロンの熱で引き起こされるタンパク変性によって髪が固くなりボロボロになってしまう事があります、、。美容師の技術・知識やそもそも使う酸熱トリートメントの薬剤をダメージレスな物を使う事で、こういったリスクを大きく減らす事は出来ますが、残念ながらこのトラブルを体験する方がかなり多い様です。
3、くせ毛のうねりが伸びるわけではない
酸熱トリートメントは縮毛矯正では無いのでくせ毛のうねりをストレートにしっかり伸ばす事は出来ません。
髪の状態によっては稀に「酸熱トリートメントをしたらクセが伸びた!」と言う方もいらっしゃいますが、狙って出来ることでは無いのであくまでも酸熱トリートメントは「髪の広がりやボリュームを抑える」メニューとしてご理解ください!
4、トリートメントなので時間が経つと効果が薄まる
トリートメントなので長くても約2ヶ月くらいで効果が薄れたり、無くなってしまいます。また髪のダメージが大きい方程効果が早くなくなってしまい、早いと1ヶ月くらいで気になってくる方も。効果の持続には個人差があります。
5、カラー後にやると色落ちがある
カラーの後に酸熱トリートメントをするとカラーの色落ちがあります。1~2トーンくらい明るくなってしまったりするので、カラーと酸熱トリートメントを別々にする時は要注意です!同時にやってもらう時は美容師さんが順番を考えて行ってくれますよ!
縮毛矯正

縮毛矯正は皆さんご存知の通り、くせ毛を伸ばし髪をストレートにするメニューの事です。多くのくせ毛さんの髪のお悩みの原因であるくせ毛を真っ直ぐに出来、髪を扱いやすく憧れのサラサラストレートヘアにしてくれます。薬剤だけを使ってパーマ落としをする「ストレートパーマ」とは違い、縮毛矯正は「薬剤」と「アイロンの熱」の力を使っていきます。
メリット

1、くせ毛のうねりが伸びる
くせ毛のうねりをしっかり伸ばすことが出来るので、髪がまとまり扱いやすくなります。また真っ直ぐにすると、髪の面が整うのでツヤが出るのも大きな魅力の1つです。
2、1回かけた部分は基本半永久的にストレート
1回縮毛矯正をかけた部分は基本的にずっとストレート。なので、縮毛矯正を1度かけた部分はもう一度かける必要がありません。ストレートを持続させたい場合、2回目以降は根元の伸びてきた地毛部分だけを縮毛矯正すればOKです。ただ、稀に失敗したり髪質によってはうねりが残ってしまう事もあります。
↓根元部分だけの縮毛矯正って?
デメリット

1、一般的な「アルカリ性」の縮毛矯正は髪へのダメージが大きい
ほとんどの美容院では「アルカリ性」の薬剤を使って縮毛矯正をしていきますが、、この「アルカリ性の薬剤」が縮毛矯正で髪をダメージさせる大きな原因の1つです。この薬剤を使用すると、髪のキューティクルを無理矢理こじ開けて薬剤を浸透させていくため、髪の表面は荒れ、内部の栄養分は流れ出てスカスカに。縮毛矯正をすると「髪が固くなる」「パサつく」「時間が経つと毛先が広がる」「髪がチリチリになる」など多くのトラブルの原因なんです。
2、1度始めてしまうとなかなか止められない
1回縮毛矯正をすると髪が伸びてきた時に、「生えてきた根元のうねり」と「縮毛矯正をやったストレートな毛先」のギャップがあるので定期的に縮毛矯正をやらないと境目がとても気になってきます。縮毛矯正は時間が経つと効果がなくなる訳ではありませんから、どうしてもやりたくなって、止められなくなるんですね。
3、不自然な仕上がりになることも
アルカリ性の縮毛矯正のデメリットはダメージだけではなく、針金のように不自然な仕上がりもデメリットの1つ。薬剤が強く、ストレートアイロンによって仕上がりのコントロールがなかなか出来ないので、いかにも縮毛矯正をかけました!と言うような毛先ピーン!根元ぺっちゃんこ。な仕上がりになってしまうんことがほとんどなんです。
あなたは「酸熱トリートメント」「縮毛矯正」どっちが向いてる?
では2つの特徴をお話ししたところで、早速「あなたはどっちが向いている?」のかご紹介していきますね。主な例を挙げていきますが、これが全てではありません。髪の状態や希望の仕上がり・目的は皆さんそれぞれ違いますので最終的には美容師さんに相談してどっちにするか決めていってくださいね!
酸熱トリートメントに向いている人

・髪がハイダメージで縮毛矯正をかけられない方
・梅雨時期など一時的に髪を落ち着かせたい方
・内部ダメージによって髪がうねり、広がっている方
・縮毛矯正を卒業していきたい方(根元が伸びてきたら、酸熱トリートメントでボリュームを抑えていき縮毛矯正部分が切ってなくなるまで続ける方法)
・クセが弱い方
・かなり自然な仕上がりにしたくて縮毛矯正をしようか迷っている方(1度酸熱トリートメントにしてみて、それでもクセが気になる場合は縮毛矯正にしてみる)
縮毛矯正に向いている人

・しっかりくせ毛のうねりを伸ばしてストレートにしたい方
・くせ毛で髪があまりダメージしてない方
・ヘアカラーやパーマをしていない方
・クセが強い方
・くせ毛のうねりが気になって仕方がない方
どちらも向いてない人

そもそもクセがない。
→ダメージやクセがない方はホームケアなどを見直して「ダメージさせないヘアケア」にしっかり取り組んでいく事でより上質な美髪を目指していくのがおすすめです。
髪の内部ダメージより外側(キューティクル)のダメージが強い
→ 酸熱トリートメントとは別のトリートメントを行ったり、ダメージレスなカラーやシャンプーに変える方がおすすめです。判断が難しいので美容師さんに診てもらいましょう!
↓エノアでおすすめなのはこちらのトリートメントメニューです!
酸熱トリートメント・縮毛矯正成功の鍵は「弱酸性」
お気づきかもしれませんが、実はなんとなく酸熱トリートメントをしてしまうと縮毛矯正同様に髪がダメージしてしまいます。だから髪が綺麗になると聞いて何も考えずに安易にやってしまうと
髪はボロボロに、、。
そこで!それを阻止するために注目して欲しいのが「弱酸性」です!

「弱酸性」とは等電帯のことです。
つまり髪は弱酸性の状態の時「最もダメージに強く傷みにくい」健康で綺麗な状態なんです!
でも、図(↓)のように弱酸性から離れた「強酸(酸熱トリートメント)」「アルカリ性(縮毛矯正)」を使用してしまうと

髪がダメージして様々なトラブルを引き起こす原因になってしまうんです。
なので、酸熱トリートメントや縮毛矯正をやる時は「ダメージレス」な『弱酸性』の薬剤を使って髪を綺麗にしてもらいましょう!
等電帯とは:髪の中にある結合の1つであるイオン結合がしっかりと結びついている弱酸性(pH4.5~5.5)の状態
「弱酸性」の具体的な効果
と言うことで、酸熱トリートメントや縮毛矯正を行う場合は髪や頭皮と同じ「弱酸性」で施術することが成功の鍵になります。どちらも薬剤によるダメージを最小限に抑える事が出来る
「弱酸性」酸熱トリートメントの効果

・ダメージレスで安心!
・カラーの褪色がほぼない
・何回やってももっちりとした弾力
・施術中のキツい匂いと頭皮の染みが激減
・ハリと艶のある仕上がり
「弱酸性」縮毛矯正の効果

・ダメージレス!
・自然な仕上がり
・時間が経っても髪の調子がいい
・保湿力が高い
・しっとりと柔らかな手触り
・カラーも同時に出来る
などがあります!ダメージが「0」になる訳ではありませんが、髪に与えるダメージを最小限に抑えて施術していくことで髪質改善になり髪の状態がどんどん良くなっていくのでおすすめです!
「弱酸性」実際の仕上がり集
エノアの弱酸性の「酸熱トリートメント」「縮毛矯正」を実際に行ったお客様の仕上がりも参考に是非ご覧ください!
弱酸性酸熱トリートメント






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弱酸性縮毛矯正






↓さらに「弱酸性」メニューについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
↓縮毛矯正をご希望でしたらご予約はこちらをタップ(お得なクーポンになります!)

酸熱トリートメントと縮毛矯正同時に併用も出来ます!

縮毛矯正をしていて毛先の「質感が悪い。」「広がってきた。」そんな方は根元の地毛部分は縮毛矯正、毛先は酸熱トリートメントで整えていく併用する事も可能です!時間が経って毛先の広がりや質感が気になってきた方は活用してみましょう!
また、縮毛矯正を弱酸性に変えてみたり、ヘアケアを髪に合うダメージレスな物を使って髪質改善が出来れば、毛先の調子が良くなっていきます。なので酸熱トリートメントをしなくても毛先の美しさを保てるようになった場合は縮毛矯正だけにシフトチェンジするのもおすすめです。
※エノアでは酸熱トリートメントの他に髪質改善トリートメントと言う別のトリートメントを行っています。髪の状態によっては髪質改善トリートメントの方が合う場合もありますので、どちらが良いか分からない方はお気軽にご相談ください。
相性はいいけど「アルカリ性」「強酸」のものは避けて

どちらも髪にまとまりと艶を出す目的が一致しているので相性としては良いです!
ただ「アルカリ性の縮毛矯正」と「酸熱トリートメントの強酸」を使ってしまうと結局髪は疲労し大きなダメージになってしまいます。なので、やはり先程ご紹介した「弱酸性」の縮毛矯正、酸熱トリートメントをどちらも選んでくださいね!
「弱酸性酸熱トリートメント×弱酸性縮毛矯正」エノアでの実際の仕上がり






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よくあるご質問(Q&A)
Q1、順番はどっちを先にやるべき?
弱酸性の酸熱トリートメントと縮毛矯正でしたら同時に併用することも出来るくらいなので、どちらでも問題はありません。
ですが、どっちか決めないといけないと言うなら「縮毛矯正→酸熱トリートメント」の方が縮毛矯正後の髪の状態を見て酸熱トリートメントのアイロンの入れ方などをコントロールしていきやすいので、縮毛矯正が先の方が筆者は好きです。美容師さんごとに考え方の違いがあるので、逆の方もいらっしゃると思います!どちらでも大丈夫なので安心してくださいね!
Q2、別々にやる場合間隔はどのくらい空けた方がいいですか?
「弱酸性」の酸熱トリートメントと縮毛矯正でしたら同時に出来るくらいなので間隔もそんなに気にしなくていいと思いますが、一般的なアルカリ性の縮毛矯正などを使用する場合は1週間くらい空けておけば髪の状態が安定してくるので安心だと思います!
Q3、酸熱トリートメントはずっと続けた方がいいですか?
髪質改善で髪の状態が良くなれば卒業も視野に。
髪の状態が良くなり、酸熱トリートメントをしなくても綺麗な髪が保てるのであれば酸熱トリートメントは卒業するようにしましょう!どんなにダメージレスなメニューでも、髪に手を加えるのでダメージは「0」ではありません。過度なトリートメントは髪への負担になるだけです。髪質改善は余計な手は加えないことも大切なポイントになりますよ!
まとめ

いかがでしたでしょうか?
・しっかりと自分の髪の状態に合わせて選ぶ(酸熱、縮毛矯正、酸熱&縮毛矯正)
・ダメージレスな「弱酸性」の酸熱トリートメント、縮毛矯正をやってもらう
この2つのポイントを抑えることが出来れば、理想のサラサラ艶髪を手に入れることが出来ます!髪の内部ダメージは特に一般の方が判断するのはかなり難しいので、是非「弱酸性」の施術が得意な美容師さんに相談してみてくださいね!エノアでも「弱酸性」の技術を得意としていますので、何か分からない事がありましたらお気軽にご相談ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が皆さんが艶髪を手に入れるきっかけになれば嬉しいです!
例:弱酸性縮毛矯正+弱酸性酸熱トリートメント(ホームケア付き)
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