こんにちは。弱酸性縮毛矯正が得意な美容院ENORE(エノア)銀座店店長遠藤です。
「ブリーチしているけど、くせ毛が気になる…。」
「他のお店で縮毛矯正を断られてしまった。」
「縮毛矯正をしたいけど、チリチリになってしまわないか心配。」
このようなお悩みをお持ちの方は、とても多くいらっしゃいます。
ブリーチで理想のヘアカラーを楽しみたいけれど、毎日のスタイリングを考えると、くせ毛もどうにかしたいですよね。
ですが実は「ブリーチ毛だから縮毛矯正ができない」のではなく、「今の髪の状態で安全に施術できるか」を見極めることが何より大切です。
そこでこの記事では
- ブリーチ毛でも縮毛矯正できるケース・できないケース
- 縮毛矯正が難しいといわれる理由
- 美容師はどんなポイントを見て施術の可否を判断しているのか
を、現役美容師の視点でわかりやすく解説します。
ハイトーンカラーを楽しみながら、縮毛矯正も諦めたくないと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次
ブリーチ毛でも縮毛矯正は出来る?

結論からお伝えするとブリーチ毛でも縮毛矯正はできるケースがあります。
ただし、すべてのブリーチ毛に施術が出来るわけではありません。
髪のダメージレベルやブリーチ回数・これまでの施術履歴などによっては、縮毛矯正をおすすめできないケースもあります。そのため施術前に「今の髪の状態で安全に施術できるか」をしっかり見極めることがとても大切です。
また、髪のうねりや広がりの原因がくせ毛ではなくブリーチによるダメージであることも少なくありません。
この場合は縮毛矯正をしても思うような効果が得られず、かえって髪への負担が大きくなってしまう可能性があります。
ブリーチ毛の場合は最初から縮毛矯正と決めつけるのではなく、髪の状態を確認したうえで、縮毛矯正・ダブルカラー・トリートメントなど幅広い選択肢の中から、その時の髪に最適なメニューを選ぶことが大切です。
ブリーチ毛の縮毛矯正が難しい理由
ブリーチ毛への縮毛矯正は、通常の縮毛矯正よりも難易度が高い施術です。
その理由はブリーチによって髪の体力が低下していることに加え、薬剤やアイロンの熱によるダメージの影響を受けやすいためです。
ここではブリーチ毛への縮毛矯正が難しい理由を詳しくご紹介します。
理由1:ブリーチによって髪の体力が低下している

ブリーチをすると髪の内部にあるタンパク質や脂質が失われ、キューティクルもダメージを受けます。
すると髪の体力が大きく低下し、縮毛矯正で使用する薬剤や熱に耐えられなくなってしまいます。
また髪の内部のタンパク質が不足すると薬剤がうまく反応せず、クセが伸びきらなかったり、時間の経過とともにうねりが戻ってしまったりするケースもあります。
理由2:薬剤設定が非常に難しい

ブリーチ毛はダメージレベルが均一ではないため、薬剤選定が非常にシビアです。
薬剤が強すぎるとビビリ毛や切れ毛の原因になり、弱すぎるとクセが十分に伸びません。
特にデザインカラーなどでブリーチ部分と健康な髪が混在している場合は、部分ごとに薬剤を調整する必要があります。
理由3:アイロンの熱による負担が大きい

縮毛矯正では、薬剤で髪の中にある結合を一度ゆるめた状態で高温のアイロンを使用します。
ブリーチ毛は熱への耐久力も低下しているため、熱の加え方を誤ると髪が硬くなったり、ビビリ毛になったりするリスクが高くなります。
薬剤だけでなくアイロン操作にも高い技術が求められます。
理由4:広がりの原因がくせ毛とは限らない

「髪が広がる=くせ毛」と思われがちですが、ブリーチによるダメージが原因で広がって見えているケースも少なくありません。
この場合、縮毛矯正をしても思うような効果が得られず、髪への負担だけが増えてしまうこともあります。
髪の状態によっては、縮毛矯正ではなくトリートメントなどのダメージケアを優先した方が綺麗な髪に近づける場合もあります。
ブリーチ毛への縮毛矯正は施術後のケアも重要です

ブリーチ毛への縮毛矯正は、施術後のホームケアも仕上がりを左右します。
通常よりも乾燥や熱ダメージを受けやすくなるため、毎日のケアを怠ると数か月後にはダメージが大きく進行してしまうこともあります。
そのため「施術できるかどうか」だけではなく「施術後もきれいな状態を維持できるか」まで考えたうえで判断することが大切です。
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「縮毛矯正できる?」セルフチェックリスト

ここからは、ご自身の髪が縮毛矯正に適した状態かどうかをチェックしてみましょう。
もちろん!最終的な判断は美容師が行いますが、まずはセルフチェックをすることで「施術しやすい状態なのか」「慎重な判断が必要なのか」の目安を知ることができます。
| 比較項目 | 施術しやすい状態 | 施術が難しい状態 |
| ブリーチ回数 | 1回 | 2回以上 |
| ダメージ(素髪の状態で) | 指通りがいい | 引っかかりやザラつきがある |
| 濡れた髪の状態 | ハリコシあり、髪を1本引っ張ると元に戻る | テロンとしていて、髪を1本引っ張るとゴムのように伸びる |
| 切れ毛(素髪の状態で) | 少ない | 多い |
| 毎日のアイロン | あまり使わない | 高温で毎日使用している |
ただし、このチェックリストだけで「縮毛矯正ができる・できない」を判断することはできません。
例えば、同じ「ブリーチ1回」でも、髪質やブリーチの方法、ホームケア、これまでの施術履歴によって髪の状態は大きく変わります。また表にある項目もあくまでも目安の一つです。
そのため最終的には美容師が髪の状態を総合的に確認したうえで判断することが大切です。
「チェック項目に当てはまるから絶対にできない」「当てはまらないから必ずできる」というわけではありませんので、まずは一度カウンセリングで髪の状態を見てもらうことをおすすめします。
美容師の判断ポイント

セルフチェックはあくまでも目安です。
実際に美容院では、ブリーチ毛への縮毛矯正ができるかどうかを主に次の4つのポイントから総合的に判断しています。
チェック① ブリーチ回数だけではなく「髪の体力」を確認します
ブリーチ回数は大切な判断材料ですが、それだけで施術の可否が決まるわけではありません。
髪の弾力や強度・ダメージレベルなどを確認し、薬剤やアイロンの熱に耐えられる状態かどうかを見極めながら判断しています。
チェック② ブリーチ以外の施術履歴や毎日のヘアケア・スタイリング方法
髪への負担はブリーチだけではありません。
例えば
- 縮毛矯正
- パーマ
- カラー
- セルフカラー
- 毎日の高温アイロン
これらが重なることで、見た目以上に髪が弱っているケースもあります。
過去の施術履歴や毎日の髪の扱い方を伺うことで、安全に施術できる方法を考えていきます。
チェック③ 濡れた時と乾いた時、それぞれの髪の状態を確認します
髪は濡れることで、乾いた状態では分からないダメージが現れることがあります。
例えば
- ゴムのように伸びる
- 指を通すだけで切れそうになる
- ハリやコシがほとんどない
このような状態の場合は、縮毛矯正を行うことでさらにダメージが進行してしまう可能性があります。
そのため、乾いた状態だけでなく、濡れた状態も必ず確認して判断しています。
チェック④ 「何を一番優先したいか」も大切な判断材料です
髪の状態が良く縮毛矯正ができる状態だったとしても、それが必ずしもベストな選択とは限りません。
例えば
- とにかくクセを伸ばしたい
- 明るいカラーを楽しみたい
- ダメージをできるだけ抑えたい
など、お客様によって理想の仕上がりはさまざまです。
髪の状態だけでなくご希望や今後のヘアプランも含めて、一番きれいな仕上がりになるメニューをご提案しています。
これらのポイントを総合的に確認したうえで、
- しっかりとクセを伸ばせる髪の状態か
- 施術後もきれいな状態を維持できるか
まで考えて判断しています。
美容院にいる間だけきれいになれば良いわけではありません。
無理に縮毛矯正を行えば、一時的にクセは伸びてもその後ダメージが進み、数か月後には扱いにくい髪になってしまうこともあります。
だからこそ私たちは、「縮毛矯正ができるか」ではなく「今の髪にとって何が一番きれいになれる選択か」を大切にしています。
そのため髪の状態によっては縮毛矯正ではなく、トリートメントやダブルカラーなど、別のメニューをご提案する場合もありますのでご理解いただけると嬉しいです。
ブリーチ毛のお客様実例|髪の状態に合わせて選んだメニューをご紹介

ここまでブリーチ毛への縮毛矯正が難しい理由や、美容師がどのようなポイントを確認しているのかをご紹介してきました。
では実際に当店へご来店いただいたお客様にはどのようなメニューをご提案しているのでしょうか。
ブリーチ毛への施術は非常に繊細なため、髪の状態やお客様のご希望によって最適なメニューは異なります。
そのため当店では無理に縮毛矯正をおすすめすることはありません。
髪の状態や今後のヘアプランも考慮しながら、一番綺麗になれるメニューをご提案しています。
実例① ブリーチ1回|縮毛矯正をご提案したケース
✅お悩み
- うねりが気になる
- 朝のセットを楽にしたい
✅髪の状態
- ブリーチ1回
- ダメージは中程度
✅ご提案したメニュー
ハイダメージ毛対応縮毛矯正+弱酸性カラー+髪質改善トリートメント(トリートメントホームケア付)
✅ご提案した理由
ブリーチ履歴はありましたが髪の体力は十分に残っており、縮毛矯正ができる状態でした。
またお客様ご自身も施術後のダメージリスクやホームケアの重要性をご理解いただいていたため、ご相談のうえ施術を行うことになりました。
縮毛矯正では髪の状態に合わせて薬剤を細かく塗り分け、ダメージをできるだけ抑えながら施術しています。
また縮毛矯正後は色落ちしやすくなるため、弱酸性カラーで色味も補い、最後に髪質改善トリートメントでまとまりとツヤをプラスしました。
✅仕上がり

実例② ブリーチ2回|カラーを優先したケース
✅お悩み
- 明るいカラーをいつも楽しみたい
- クセはそこまで気にならない
✅ご提案したメニュー
弱酸性カラー+髪質改善トリートメント(トリートメントホームケアつき)
✅ご提案した理由
今回はクセを伸ばすことよりもカラーを優先したいというご希望だったため、縮毛矯正ではなくカラーをご提案しました。
髪のダメージも見られたため、髪質改善トリートメントを組み合わせる事でまとまりやツヤ感もアップしています。
お客様の理想のスタイルや髪の状態によっては、縮毛矯正よりも満足度が高くなるケースもあります。
✅仕上がり

実例③ ブリーチ3回|トリートメントをご提案したケース
✅お悩み
- パサつき
- 切れ毛
- 広がり
- うねり
✅ご提案したメニュー
髪質改善トリートメント(ホームケアトリートメント付)
✅ご提案した理由
髪全体に大きなダメージが見られたため、今回は縮毛矯正ではなく、まずは髪のコンディションを整えることを優先しました。
このようにダメージが進行して「うねり」「広がり」「切れ毛」が強く見られる状態では、無理に縮毛矯正を行うことで、さらに髪の状態を悪化させてしまう可能性があります。
そのため今回は髪質改善トリートメントで髪の状態を整えながら、今後のヘアプランも見据えてケアを進めていくことをご提案しました。
✅仕上がり

メニューは予約時に決めなくても大丈夫です!

ここまで読んで
「結局、自分はどのメニューを選べばいいの?」
と迷われた方もいらっしゃるかもしれません。
ご安心ください。
ブリーチ毛は一人ひとり髪の状態が異なるため、予約時にメニューを決め切る必要はありません。
気になるメニューでご予約いただければ、当日のカウンセリングで髪の状態や理想の仕上がりを確認し、必要に応じてメニューやクーポンを変更いたします。
実際に
「縮毛矯正で予約したけれど、トリートメントをご提案した」
「カラーで予約したけれど、今回は縮毛矯正を優先した」
というケースも珍しくありません。
私たちは「縮毛矯正ができるか」だけではなく「今の髪にとって何が一番きれいになれるか」を大切にしています。
ご自身にどのメニューが合うか分からない方も、カウンセリングで一緒に決めていきますのでご安心ください。
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よくある質問(Q&A)
Q「縮毛矯正とブリーチならどちらを先にやった方がいいですか?」
A. 縮毛矯正を先に行うのがおすすめです。
同じ時期に両方の施術をする場合は「縮毛矯正 → ブリーチカラー」の順番がおすすめです。この方が断毛などの大きなダメージリスクを抑えやすくなります。
ただし縮毛矯正とブリーチを同じ時期に行うと、今後のヘアケアの負担が増えたり、次回以降の施術難易度が高くなったりするため、長期的に見ると髪への負担は決して小さくありません。
その日の仕上がりだけを考えれば「縮毛矯正 → ブリーチカラー」がベストですが、髪は一度受けたダメージが元に戻ることはありません。
だからこそ「本当に両方必要なのか」まで含めて、美容師と相談しながら決めることをおすすめします。
例えば
- ブリーチを控えて、ブリーチなしのダブルカラーで透明感を出す。
- 縮毛矯正を控えて、美容院でのトリートメントやスタイリングでまとまりを改善する。
など、髪の状態によっては別の方法の方が理想に近づけるケースもあります。
Q「縮毛矯正していたら一生ブリーチはできないのでしょうか?」
A.一生できないわけではありません。
縮毛矯正をしている髪でもブリーチ自体は可能です。
ただし、ブリーチをすることで
- 定期的な縮毛矯正が難しくなる
- ホームケアや美容院でのメンテナンスに時間や費用がかかる
といった新たな悩みが増える可能性があります。
そのため「ブリーチができるか」だけではなく、「その後の髪とどう付き合っていくか」まで考えることが大切です。
多少手間やコストが増えてもハイトーンを楽しみたい方には向いていますが、毎日のお手入れをできるだけ楽にしたい方は美容師と相談しながら慎重に決めることをおすすめします。
Q「ブリーチ毛への縮毛矯正を断る美容師さんは技術や知識が足りないのでしょうか?」
A.必ずしもそうとは限りません。
ブリーチ毛への縮毛矯正をお断りする美容師がいるからといって、技術や知識が不足しているとは限りません。
むしろ施術後のリスクまで考えた結果、あえて施術をお断りしているケースもあります。
ブリーチ毛への縮毛矯正は髪の状態が良ければ施術できる可能性はあります。
しかし
- 失敗のリスクが高い
- ダメージが大きくなりやすい
- 今後のヘアケアや施術の選択肢が限られる
など、多くのリスクも伴います。
大切なのは「施術できるかどうか」ではなく「施術した後もきれいな状態を維持できるか」です。
当店でも施術が可能なケースはありますが
- 髪の状態が良好であること
- 施術履歴が複雑ではないこと
- 担当者がアドバイスしたホームケアを継続していただけること
- ダメージリスクをご理解いただいていること
など、一定の条件を満たした場合のみ施術をご案内しています。
Q「半年以上経てば縮毛矯正毛へのブリーチやブリーチ毛への縮毛矯正はできますか?」
A. 期間ではなく、髪の状態によって判断します。
髪は死滅細胞でできているため、一度受けたダメージが自然に回復することはありません。
トリートメントによって手触りや見た目を改善することはできますが、ダメージそのものが元通りになるわけではないんですね。
なので半年や1年と期間が空いていても、ダメージ部分が残っている限り施術の難易度は高いままです。
施術のポイントとなるのは「どれくらい時間が経ったか」ではなく「今の髪が施術に耐えられる状態かどうか」です。
最終的には髪の状態を確認したうえで、安全に施術できるかを判断することが重要となってきます。
Q.「ブリーチは何回までなら縮毛矯正できますか?」
A. 回数だけでは判断できません。
ブリーチ回数は判断材料の一つですが、「1回だから大丈夫」「2回だからできない」と単純に決められるものではありません。
例えば
- ブリーチ1回でもダメージが大きい髪
- ブリーチ2回でもダメージレスな施術やホームケアで状態が良い髪
では髪の体力が大きく異なります。
そのため当店では、ブリーチ回数だけでなく髪の体力や施術履歴・ダメージレベルなどを総合的に確認したうえで施術出来るかを判断しています。
「ブリーチ○回だからできる・できない」ではなく、「今の髪の状態」が最も大切だとお考えください。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
ブリーチ毛への縮毛矯正は、「ブリーチをしているからできない」「○回ブリーチしたからできる」と単純に判断できるものではありません。
大切なのはお客様のご希望と髪の状態、その両方を考えながら最適な方法を選ぶことです。
縮毛矯正・カラー・トリートメントなど髪を綺麗にする方法は一つではありません。
だからこそ無理に施術をするのではなく、今の髪はもちろん。半年後・1年後もきれいな状態を維持できる提案を大切にしています。
「自分の髪にはどのメニューが合うんだろう?」と迷われている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(例)ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント(TRホームケア付き)
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